2016年10月06日

わりなき恋








楽しみにしていた、岸恵子の「わりなき恋」という小説から朗読劇の舞台が10月4日、西宮芸術センターで。

オペラグラスを持って出かけました。随分前に買っていたのですが、欲しかった前席はなくて、中ほどの端席。声は良く聞こえました。
演奏は細井豊。キーボーディスト。

 雰囲気のある音楽の効果、丸い画面に映し出される、舞台となった町や岸恵子の家、岸恵子は、はじめは黄色いスーツで登場。
すらりと背が高くて、ヒールを履いて、大きいアクセサリー首からかけて、さっそうと出て来たのですが、歩き方が、なんとなく年齢を感じさせる。
 声と語り口も、若いとは言えない。オペラグラスを通してみると、美しさの衰えが見えて、悲しくなりましたが、エレガントで、洋服を換えてくるたびに、ファッションの楽しみもあって、一度は見たいと思っていたのはかなってよかった。

 小説は、以前に読んでいるので、わかっていたのですが、抜粋されて、星田良子という演出家で映画監督と共に作った朗読劇。

終わって周りを見ると、なんという違いか、と愕然となります。

磨かれたエレガントさと美しさ。きっと見た人達は、皆互いにそう思っていたでしょう。

 


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Posted by アッチャン at 18:19│Comments(0)演劇
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