2012年12月31日

雨の京都 



   


 昨日は、久しぶりに暖かく、晴れていたので、お掃除びよりだと、天気予報で聞いていたので、カーテンを洗おうと思っていた。
 寒いといじけて、動く気がしない。
 家中のカーテンの洗って、窓ふきも少し。以前にやりすぎて、関節炎で肩がうずいて寝られなかったことがあるから。
  オペラのCDを聞きながら、気分良くはかどった。
 気になっていることを少しでもやりとげると、気分が良い。
  翌日は、打って変わって、大雨の中、京都に。
 梅の井で、蕪蒸しを食べるのを楽しみに。12時に待ち合わせ、すぐに梅の井に入ったのに、すでの満席だったが、すぐに、テーブルが用意出来るから、と言われてしばらく待って。
 他の客も、蕪蒸しを食べているよう。
梅の井の蕪蒸しは、年に一度は食べたいお料理。12月から3月まで、蕪のある時期だのもの。




 蕪蒸しと鰻丼、それに、お造りも食べたいので、蕪蒸しと昼のサービス定食を注文。
すぐに,定食が出て来て、お造りはお酒のあてに良いタイミングだけど、鰻丼は、お酒の後になるから、食べる頃には、冷めてしまった。
 蕪蒸しは、時間がかかるので、最初に蕪蒸しだけ注文して、それが出てから、別のものを注文するようにすれば良い。

  梅の井の蕪蒸しは、何度食べ手も飽きることがなく、いつも美味しい。
 魚と鰻,海老,ホタテ貝、百合根と蕪をお出しで蒸したものなのだけど、この店のお客さんも冬はこれを食べないと寒さをしのげないのだろう。
 暮れの30日とあっては、お墓参りか、錦市場に正月用の準備をかねてかしら。



 食後、雨の中を知恩院まで歩いた。友人が,雨なので、人も少ないだろから、写真を撮りたいという。
 知恩院に行くと、結構沢山の人がいる。本堂で、お坊様達が大掃除の最中。その間にも、納骨に来ている人達がいて、お経は絶えず。



 中に入ることが出来て、国宝の仏様の前のタタミに、ホットカーペットが敷かれているので、暖かかった。
 知恩院の7不思議の説明と、その襖が展示されている。床は,鶯張りになっていて、迂鶯の鳴き声のような音がするのが面白い。




  知恩院から、八坂に抜けて、お正月の準備に忙しい,八坂神社でお参りして。
どうして、こんなに人が多いのかしら,と思ったら、30日だもの、各地から、お正月を京都とか奈良で過ごす旅行者なのだろう。
 スーツケースを引いている人達も見かける。



    

Posted by アッチャン at 02:09Comments(0)日々の事

2012年12月28日

未来の党分裂の真相は?

 
   



 未来の党が、早1ヶ月で分裂。メディアは、小沢さん個人に非難を集中させている。 嘉田知事は、水と油の関係であることは、わかっていたが、それがぶつかりあって,ダイナミズムを生むのもおもしろいと思った、と言う。
  嘉田代表は、この指止まれで、誰とでも一緒に、と声を上げた時点で、陰では、小沢さんとの合流は出来ていた。
 知らなかったのは、生活の議員達で、来年の4月頃に選挙があると,小沢さんは予測していたのが、年末になり、選挙前1週間で、声をあげた「未来の党」に生活が合流することで、選挙の風を吹かせようとしたが、惨敗で多くの議員を落選させてしまった。
 嘉田知事は、阿部さんを党の代表に任命し、自分の党だから、自分が決めたことに、従って欲しいと思うが、小沢派の議員達は、多数決で決めるべきだと主張、小沢さんを共同代表にして欲しいと頼んだ。
 どちらも譲らないのだから、まさに水と油の関係で、別れるしか方法がない。
未来の党に、票を投じた人達への背信行為、選挙詐欺だ、と非難する人達は、果たして、未来の党に入れたのだろうか。否、と思う。

 政策が、ほぼ同じだから、と合流し、未来の党のマニフェストは、民主党が最初にかかげたものと同じであったのに、嘉田さんに従えなかった,小沢派の議員達。
 小沢さんをリーダーとして結集した人達だから、阿部さんを党首にするには、アレルギーが強すぎた。 
 
 小沢系の議員達は、元々民主党の議員達で、多数決で決めるが、民主主義の原点であると考えている人達、党を出たのも、執行部の強制的なやりかたに反発し、十分な議論もせずに、消費税をあげたことは認められず、国民との契約であるマニフェストを忠実に守ろうとしたからだ。

 そういう人達だから、嘉田知事のリーダーシップで、強行に、言うことを聞け、と言われても、応じることは出来ず、小沢さんを推した。
 小沢さんは,,嘉田さんとの約束もあり、固辞したのが,真相で、それなら,副代表である、森さんに多数決で決めたのだ。

 森さんは,事実が報道されていないことへの憤懣をもらしている。

小沢さんは、一兵卒として働くつもりでいても、小沢さんを支持する人達は、隠れ身を許さない。
  小沢さんが、前面に立って、豪腕と言われてることの、本性を発揮してほしい
 そうでないと、本当に、支持者を失う結果になるだろう。

 民主党から、自民党に変わって、国民の生活、特に、低所得の人達には、益々苦しい生活が強いられるようになる。

 インフレで、ものの値段はこれから、どんどん上がっていく。

 預貯金を持っている人達は、金利も上がるから、喜ばしいかもしれないが、貯蓄のない,生活保護受けている人達、年金暮らしの人達には、 死活問題だ。

 そういうことも知らずに、自民党が変わったと思わない方が良い。


 生活保護費は、削られる。高校無償で、退学しないで卒業出来る生徒が増えたが、これも所得制限がかけられるようになる。
 本当に困っている人達に、光の当たらない政策を推し進めるのが、自民党、「人は自らを助けるもものを助ける」なのだから、民主党の「共助」という考え方は、 棄てられることになる。 

 それで良いのですか。マスコミはこぞって、自民党政権を持ち上げていますが。  

Posted by アッチャン at 11:49Comments(0)日々の事

2012年12月27日

未来党が早分裂




 結党、一ヶ月で早、未来の党が分裂。そ発端となったのは、阿部知子さんを、共同代表として、嘉田知事が、決めたことだ。
 小沢系の議員達が、代表に阿部さんを記名することに反発、衆院参院とも、森さんを記名したことで、未来の党の分裂が決定的になった。

 小沢さんをと共に、離党した議員達は、阿部知子さんを、党の代表としては認められない。小沢さんについて、小沢さんを慕って、小沢さんの決めたことに従った人達なのだが、 ここで、阿部知子さんについていけ、と言われても、納得がいかなかった。阿部さんは、民社党を離脱した人で、党首と言われても、ついていけない。

意中の小沢さんは、雲隠れで、なしのつぶてだ、と嘉田知事は不満だ。
小沢さんとの約束で、小沢さんは使わないことを決めたので、出て来て、議員達を説得する責任があると。

 小沢さんの、見込み違いで、小沢さんについて来た,,多くの議員達が、落選した。
その責任は、小沢さんが、未来の党に結集させたことにある。
 コメンテーター達は、未来の党、という比例で当選した議員達ばかりだから、この際、議員を辞職すべきだ、と言う。

 私も、未来の党の嘉田知事には、期待し、新しい風を起こそうと、思った一人だったがが、選挙までの、党の代表の討論会や、テレビに出演し、発言しているのを観ているうちに、この人は、「琵琶湖の水を守る為に、党を立ち上げ、その為に、原発を卒業させる」ことをスローガンとしている、としか訴えが出来なかった。」という印象しか残っていない。
 話し方がへたで、ゆっくりなので、他の人達に押され、存在感がきわめて薄かった。

 国民の暮らしが、どうあろうとも、未来に原発を残さない、日本の自然を大切にした、暮らしを目指すというもので、切羽詰まった人達に聞く耳を与えなかった。

 子供手当26000円に関しては、かつて民主党が約束違反で出来なかったことを持ち出して、これもインパクトがなかった。
 私にように、隈無く嘉田さんの発言の場をチェックしている暇人なのいないのだから、嘉田さんが、「何故小沢さんなんかと一緒に組んだのか?」と言われて、それが未来の党に票が入らなかった」と思っているが、その反対で、小沢さんを支持する人達の票で、
なんとか、330万票を得たと、私は思う。

小沢さんが、前面に出て、党の他の人達と、意見を戦わしていれば、事態はもう少し、変わっていた。

小沢フアンは、メディアが報じるよりも、遙かに多い。小沢さんがかかえた,議員達を、一人でも多く当選させたいと考えた小沢さんが、自分のイメージが悪いからと、ほぼ同じ理念を持った,嘉田知事を撰んだのだが、小沢さん自身が、自分は引いて,元、生活の
議員から,共同代表が任命されると思っていたのに、元社民の阿部さん、というので、
これでは全くついていけない、ということになったのだろう。

 阿部さんは、「成田離婚」だと笑っている。未来の党は、今後、女性を前面に出して、
緑の党、との合流をはかることで、政党助成金をもらえるように、政党の形を整えるだろう。

 決戦で、海沼さんを入れた、7人の小沢系議員達は、今後、再び、民主党に復党することになるのではないだろうか。以前の、自民党で、郵政民営化に反対して離党した銀達のように。

雨降って地固まるで、元さやに収まって、もう一度、民主党の原点に立ち返り、改革政党として、自民党に変わる,、民主党を立て直してほしい。  

Posted by アッチャン at 11:46Comments(0)コラム

2012年12月26日

民主党の代表に海江田氏が


   


 壊滅的危機に瀕している民主党の代表に、海江田さんが、選出された。幹事長には、細野さんとの二人三脚で、党の立て直しに、「粉骨砕身」で取りかかるとのこと。

 尚更に、代表選挙で、小沢さんが推薦した、海江田さんが、一位で選出されていたにもかかわらず、決戦で,野田さんに,代表の座を譲らねばならなかったことが悔やまれる。

 海江田氏が、代表になっていたら、消費税増税はなかった。3党合意で、消費税成立はなかった。
 民主党から90人以上の離党者を出すこともなく、小沢さんの知恵と手腕を借りて、
改革を推し進め、信頼を取り戻す,道筋を歩むことが出来た。

 民主党の執行部を牛耳った人達は、まるで、非民主的,全体主義的な上部組織のように、小沢派とよばれた議員達を押さえつけて, 充分な議論もゆるさず、決定していた、党の方針は、小沢さんが提唱していたものとは、自民党の協力を得るために、譲歩に譲歩を重ねたものか、権力の保持を優先して、理念を売ったもの。

小沢さんが、管さんに、勝っていれば、その前に違っていただろうし、海江田さんが、野田さんに勝っていれば、国民の支持は失うことはなかっただろう。

それらを常に阻んで、小沢さんの力をそぎ落とすために、やっきになり、常に政権を離さなかった、野田、前原、管グループが、大きく議席を失った結果、やっと、小沢グループに近い、海江田氏と細野幹事長を党の代表に選んだ。

 民主党の中心にいた人達、その陰の総理と言われた、仙石氏は、小沢さんの手足をもぎとった事で、一面の目的は達成したが、そのことで、自分達の権力も失った。

この先、彼らが、海江田氏や細野さんに、協力するよりも、自民党に合流するか、党を割って、新しい党を立ち上げるのではないだろうか。  

Posted by アッチャン at 11:19Comments(0)コラム

2012年12月25日

帝国ホテルのプチ豪華なランチはいかが



    

  クリスマスイブに、テレビを見ながらソファーで寝ているなんて、いつもと変わらない夜を過ごした。
  クリスチャンでもないのだから、別に、イブだって関係ないといえば、それまでのことだけど、なんにもないのは寂しいから、と白ワインとシュークルットだけは、夜の食卓に。
 クリスマス特集の映画も、たいして面白いものしてなくて、見ているうちに、ほとんど居眠り。
 年賀上を書き上げて、ポストに出して、一安心だったし、わずかな旅の疲れも出ていたし、アレルギーが出たのか、鼻風邪を引いたのかわからないような、身体の寒気もともなっての、寒いイブを過ごした。



 先日、友人と、帝国ホテルで、ランチを食べた時に、クリスマスの飾り付けを見て楽しんだ。クリスマス料理ではないけれど、ちょっと豪華な、ホテルの洋食ランチ。
 たっぷりのキノコのスープに、ハンバーグ、デザートとコーヒーという簡単なものだが、雰囲気良し、料理のお味は良し、おしゃべりで、3時まで。その間に、コーヒーのお変わりを次から次に持ってきてくれるものだから、胃が変になるほど飲んだ。



 以前にも書いたよ思うけど、大阪には、淀川が流れていて、それが、まるで、セーヌのようで、素敵。
 桜の宮にある、帝国ホテルも、淀川の辺に建っている。川辺は、公園になっていて、散歩をするのにも良い。
  遊覧船の乗り降りの場所が、帝国ホテルの側にもある。


 
 梅田からは、無料の送迎バスが,15分おきに出ているのだけど、リーガロイヤルに行くよりは不便あので、あまりこのホテルを利用する機会がないのだけれど、行ってみれば
 素敵なホテルが都会の喧噪から離れて、自然を楽しめるので、クリスマスっぽい雰囲気は充分。

  

Posted by アッチャン at 11:18Comments(0)旅のグルメ

2012年12月24日

和歌山の「銀ペイ本店」はお勧め

   
    「銀平」本店

  和歌山は、何度か来ている。千里十里、という居酒屋が,お目当てだったのだけど、忘年会シーズンとあって、団体客で、満席だった。
 その店で、どこか他に、お勧めの店はないか、と聞くと、やはり、和歌山が本店の「銀平」の名前を。

つきだし、5種。

 大阪や神戸でも、チェーン店がある店なので、わざわざ、和歌山に来てまで、とも思うが、本店というのは、違うのでは?とも、値段が高いのではないか、と警戒しながらも、行くだけいってみた。
 有名な店だから、千里十里、よりも満席だろうと思ったけれど、意外に空いていた。

鯛の刺身
 
 カウンターが好みだけど、そこは予約で一杯で、通された部屋は、落ち着いて,良い感じ。
 お品書きを見ると、お酒はそんなに高くない。
 おまかせのコースも、5250円で、ボリウムがありそうで、とても食べられそうもないので、単品を選ぶことにした。

 突き出しが出て来て、それだけで、立派なので、お腹が持ちそうなくらい。
 銀ペイ、といえば、魚でしょう。造りと、煮魚は外せない。


魚いろいろ煮物
 以前に、友人が、南蛮付けの小魚が美味しいとのお勧めだったので、それはないのか、と聞くと、今日の魚の中から、フライにして、南蛮に出来るものを選ぶとのこと。

 さすが、大阪や銀座にまで、出店を持つ、本店の銀ペイだけあって、魚料理は、どれも美味しい。
 特に、鉄鍋で、水と醤油だけで煮込んだ、漁師の煮魚が、美味しくて、いくつもの魚が入っていて、これは値打ちあり。

かますの南蛮

 隣の席にやってきた、若い男の2人は、鯛飯コース5250円なりを注文。
 お造りのボリウムもあって、天ぷらも美味しそうだし、パフォーマンスは、すごく良いけど、とても食べられそうもない。若い人達に乾杯。

寒ブリのさしみ

 結構食べて、支払いは、頭で15000円くらいかな、と想像していたのに、なんと9800円。随分安いのには、びっくり。千里十里は、大衆的な店だけど、それでも10000以上にはなるので、こんなに美味しいものを、ゆたりした気分で賞味させてもらって、美味しいお酒もいただいて、千里十里が,満席で良かった,、ラッキーだった。

 これからは、和歌山に来れば、「銀平」がお目当てになりそう。



 和歌山に、今年の春に出来た、プルミエのドーミーインは、大人気。
 ドーミーインの人気の秘密は、天然の温泉がついていることに加えて、夜の9時半から、夜泣きソバなる、ラーメンが自由に振る舞われること。
 朝の朝食が素晴らしいのも、人気。
 1200円が通常の値段だけど、食事付きのコースもあって、30種類以上の食事の数々で、卵好きの人なら、卵を調理してもらえるのが魅力でしょうし、ワッフルも人気。
季節外れの、いちごも惜しみなく出ていて、コーヒー好きの私には、普段は食べないようにしている、ケーキまで。

天然温泉は、女子には、セキュリティーのナンバーがあって、それがないと入ることが出来ないので、安心の夜中も自由に。翌朝の10時までいつでも入浴可能。

 日曜日の朝、露天に,一杯のゆすが浮かんでいた。100個はあるかな。
 あとで知ったのだけど、ゆず風呂の日だった。
 若いお母さんが、小さな女の子を連れて、そのゆず風呂で長い間遊んでいた。私は先に、入っていたので、ゆず風呂も楽しめたけど、後で入って来た人達は、遠慮なのか、子供のいるのがうるさいからか、誰も入っていかないままに、10時になって。



 帰りは、湾岸の高速を使って。
 関空の近くを走ると、海外に行きたくなって、胸がつまる。ノスタルジーが心を締め付ける。



 中島の休憩所で、昼食を取った。海を見ながらの食事は、のんびりとして、贅沢。
 それもボリウム満点の食事で、トラックの長距離運ちゃんの胃袋にも満足させるほどの量だった。


 

 食事の不味いかもしれない場合、揚げ物なら、それほど変わらないので、無難だ。添え物のサラダも悪くないし、
 牡蠣フライは美味しかったけれど、衣がしっかりかぶっていて、半分取って食べたのに、夜もお腹が空かなかった。  

Posted by アッチャン at 18:06Comments(0)旅のグルメ

2012年12月24日

堺での楽しみ

   


 堺といえば、利休がまず浮かんで来るが、堺は、包丁でも有名な町です。
神戸からは、近くて、遠い感じのする、堺ですが、天然温泉が、いくつもあるようで、掛け流しをうりにしている日帰りの温泉は、魅力の一つ。
 なかでも、銭湯なのに、天然の掛け流し温泉「トキワ温泉」は、風呂通には、見逃せない銭湯だそうで、遠くから通いの客もいるくらい。
 金曜日が定休日だったことから、土曜日の開店前には、開くのを待つ人の列。
 銭湯にやってきた、客が、いつもの倍はいるね、との混み用だった。


 
 天王寺から、なつかしいチンチン電車が、浜寺まで走っている。その途中に、この銭湯がある。阪堺電軌阪堺線神明町駅から、5分だそう。
 すべて掛け流しで、硫黄の匂いがかすかに。やわらかい温泉で、後で、肌がつるつる。

牡蠣のぴりから鍋



 堺で、美味しいものが食べられるかな、と期待したけれど、最初に入った店は、まるでだめで、口直しに、もう一軒。
家族で経営していて、値段が安くて、若い人に人気の店だったが、
 たいしたことなくて、極普通。



堺市役所の展望台からは、堺を初め、大阪平野が一望出来るて、贅沢な無料の空間。ソファーもあり、喫茶もあり、観光のボランティアまでいて、説明も。
  千利休は、堺を代表する有名人なので、堺市役所の展望室には、利休の茶室で使っていた、茶道具が展示され、堺は、刃物の名所から、南蛮渡来の鉄砲を模して作られた日本発の鉄砲が展示されている。



 勿論、仁徳天皇と、その子供達の5つのお墓のある、御陵の説明パネル。

 自転車を借りて、まわるのが一番だとか。雨模様だし、時間もないから、物産のある、産業会館で、名品の包丁展示と端物研ぎの実演をみたくらいで、あとは、この銭湯で、
ひとっ風呂浴びて、和歌山に向かった。



 堺には、大阪からでも、JRで30分ほどで来られるのだけど、天王寺から、チンチン電車に乗って見たい。
 自転車を借りて、季節の良い時期に、堺の名所をまわるのも一考。与謝野晶子の生家や、利休の屋敷跡など。
 堺は、包丁や刃物の他にも、お線香や茶菓子に、お茶も、良い物があるので、名品を求めて、買い物も,楽しめる。
   

Posted by アッチャン at 17:05Comments(0)旅のグルメ

2012年12月19日

衆院戦の結果、私達は?

       

 今回の衆院選挙、有権者は、原発よりも、目の前にぶらさげられたてんぷらを選んだ。景気浮揚を望んだ。
 目先のお金よりも、未来に向けて、安全な暮らしを考えてほしかった、と言っているコメンテーターに、私も同じ意見だけれど、それは金銭的に余裕のある人達の言うことであって、日日の生活にことかく人達にとっては、未来のことを言っている余裕などないのだ。 原発ではなくて、餓死しかねない恐怖の方が怖い人もいるし、蓄えのない老人は、そんなことがなくても、死が待っているのだから、暮らしが楽になるほうが望ましいのだろう。
 選挙に行かなかった,若い人達は、政治に幻滅している人もいるが、たいして関心がなく、面倒くさかったり、仕事があったり、私用や遊びを優先したのだと思う。
 過去最低の投票率だった。

 210円のお弁当でも、売れないデフレの不景気。腹を空かして、明日の食べ物も困る人達、一銭の貯金もなくて、お金に困っている人達の現実を理解することが出来ないで、テレビの出演料をもらって、良識あるようなことを言っている人達だって、選挙に勝ち抜いた議員達と変わらないような気がする。
 最初は人の為につくそうと思っていても、多額のお金を手に入れると、それを手放さない方法ばかり考えるようになり、堕落していく。

社民党は存続が危ぶまれ、共産党は議席を減らした。
 未来の党は、わずか9人、その中で、選挙区で当選したのは、小沢さんと亀井さんだけ。小沢さんについて離党した議員のほとんどが落選した。国民との約束を忠実に果たそうとした人達、国民の為の政治を訴えた人達を、有権者は聞く耳を持たなかった。
 
 自民党に政権を再び赦したら、日本の民主政治はお終いだ、と小沢さんは言っていたが、自民が圧勝し、維新の会も議席を伸ばしたので、極右路線が引かれた。
 戦争も辞さない国に変わって行く。原発は、再稼働に向けて走り出した。
 電力会社の株は、うなぎのぼりに上がっている。安全神話から、点検整備した上で、より安全な神話を作り、安全なもの?から再稼働していく。情報は隠され、国民は踊らされるだけ。

 貧しい人々は、今後益々貧しくなり、強いものだけが潤う社会になっていくだろう。
国民の為の政治ではなく、権力者の為の政治になっていく。
 汗を流したものだけが報われる社会、と言っているが、その汗は、弱者が流し、その果実は、強者がしずくまで吸い取る。

 強者は、誰の助けがなくても、自分で立ち、自分で生きていける。政治は弱い人、日の当たらない人達を日の当たる場所に引き上げる為にあるべきなのに、強いものを助け、弱いものをないがしろにする政治が、再び始まろうとしている。  

Posted by アッチャン at 02:40Comments(0)日々の事

2012年12月18日

南座顔見せ、勘九郎襲名公演

     

  今年の顔見せは、行かないつもりだったが、勘三郎が亡くなって、勘九郎と七ノ助がどのような演じ方をしているのか、観たくなった。
 夜の部の、船弁慶と口上が観たかったけれど、25000円の1等席しかないので、昼の部に。
 4等席は売り切れで、3等席の7500円のを買った。
3階席の6番目でも、残っていた席の一番良い席の日をインターネットで買った。

 選挙の翌日だとは知らず、遅くまで起きていて、寝不足のまま、朝早く,南座に。

夜の部「船弁慶」

 劇場が小さいので、三階の6番目でも、東京の日生劇場での、玉三郎公演の1等席よりも、良く見える。
 四等席は、おそらく、てっぺんだけだけど、それでも多分良く見えるような設計になっている。

 ただ、前がすごく窮屈で、足を組む余裕もないので、座るづらい。
 最初の出し物、「佐々木高綱」は、我當さんの、十八番の一つで、安定して観られた。
 足腰が思うように動かないので、はらはらするが、動きの方はほとんどなく、台詞だけなので、声の良く通る我當さんには、やりやすいお芝居で、しみじみとした声と台詞が感慨深い,哀れを誘って、安定した演技を見せている。
 我當さん、その息子の信之介、仁左衛門の息子、孝太郎、秀太郎の養子、愛の助という松島屋に、江戸、大和屋の、弥十郎の出演。



 二番目は、関東歌舞伎の役者さん達がメインの「梶原平三誉石切」で、団十郎さんが主役の舞台。
 七ノ助が、娘梢で、可愛らしい娘を,見事に演じていた。七ノ助が出てくると、いじらしくて、可哀想で、涙がにじむ。七ノ助の声といい、仕草や、演技は、可愛らしさを十二分に表現していて、それが余計に涙を誘う。
 団十郎さんは、いつもながら、堂々とした演技で、素晴らしいのは当たり前。
歌舞伎役者の声は、良く通り、ハリがなければならないが、団十郎の声は申し分ない。
 微妙な動きの一つ,一つが、考えられた美しさを示している。



 30分の休みを挟んで、お待ちかねの、「寿曾我対面」いよいよ、勘九郎さんの襲名披露の出し物が観られる。

 休みの間に、向かいのそば屋にかけ込んだ。
新しい店のようで、にしんそばが売りのようだ。
 私は、きつね蕎麦を注文した。早く出てくるのは、きつねか、たぬきで値段は最も安いと決まっている。
 幕間のに、あんかけなんか、口がやけどで食べられないし、ざるそばだと、時間がかかりそうだから。



予想は当たって、私の前に待っているひとよりも、早く、すぐに来た。
 蕎麦も、だしもとても美味しかった。きつねのあげは、刻みで味付けがないのだけど、元々美味しく作っているあげで、厚みがあって、美味しい。
 きつねで、800円。デフレといっても、堂々とした値段だけど、南座の隣にある、松葉は、名前が通っているので、蕎麦といえども、1000円以下のものはない。それで、美味しくないのだから。前に入って、出しが薄くなっていて、幻滅したので、行かない。  
 寿曾我対面は、仁左衛門が曾我兄弟の敵の大物に扮している。お正月らしく、晴れやかな舞台。
 仁左衛門の声が聞こえにくい。あれだけ、素晴らしい声の持ち主だったのに、重病をくぐり抜けて、復活して以来、長い間、声が出なくて、やっとましになったと思ってたのだけど、三階席には、通らない。
 勘九郎は、ものすごい迫力で、館内に響き渡る声と、大ぶりの動きで、客席までも、踏み込んで来そう。
 時蔵扮する、曾我兄弟の兄は、尾山が演じるもので、なよなよしたか弱い優男。
勘九郎演じる、弟は、血気盛んな若武者。
 対照的な二人の兄弟、息がぴったり、動きも美しい。



 七ノ助は、花魁役で、秀太郎と、壱太郎と、3人の花魁の一人。
 勘九郎と七ノ助の二人を見ると、また、涙が出て来て、オペラグラスが曇る。
九月の松竹座とりも、遙かに、上達している二人。
 身震いしてきて、ぞくぞくする舞台。観客の誰もが、気迫溢れる舞台に、圧倒されていたのではないだろうか。

 幕が終わって、隣に人に、「席が窮屈で、疲れますね、」と言いながら、話しすると、その人は、東京から,一泊で来ていて、昨夜は、夜の部を観たそう。
「顔見せは、どうしてこんなに高いのでしょう。東京の方が安いです。」と言われる。

 確かに、と思う。顔見せは,昔から、高かったけれど、何時の頃からか、一段と高いと思うようになった。ご祝儀の観劇だから、とは以前から。

 猿之助の襲名披露も、新橋の東京は19000円。普通の歌舞伎は15000円が相場。
 一月の猿之助襲名披露の、寿初春大歌舞伎は、20000円だから、関西の方が確かに高い。

二月東京公演

庶民の楽しみだった,はずの歌舞伎が、庶民の手が届かない値段になっているが、
南座は、席の作り方としては、庶民の天井桟敷でも、充分良く見えるように工夫されて作られているので、新橋のように、ダダっぴろくて、ひどい劇場とは違う。

最後の出しものは、上方の「廓文章」吉田屋


九月、松竹座
 藤十郎と扇雀の親子の共演。
 藤十郎は、以前から踊りの名手。藤十郎を襲名して以来、動きを少なく、自然に見せながら、動きの美しさをより深く追求しているように思われる。
 歩き方一つ,軽やかに、滑るようで、リズムを持って、足の先から、手の先、頭の先まで、腰の動き、美しい形を、動的に表現する。
 名人芸を極める精進の弛まない努力が、もともとの実力に、さらにみがきをかけた美しさを見せている。

十月公演

 常磐津の人間国宝の、声につやは衰えてはいないけれど、声のハリがなくなって、出にくそう,肉体の芸の、儚さ、こそが、舞台を永遠のものとしている。

  

Posted by アッチャン at 11:34Comments(0)演劇

2012年12月15日

映画「コックと泥棒とその妻と愛人」

    


   

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=nXLRdeYFHss


   友人から借りていたビデオ「コックと泥棒とその妻と愛人」という映画を観た。
 殺した鳥の毛をむしり、料理をするコックを、腹を空かした泥棒は、口から入れる食事を待てないで、わめきちらしている。
 映画の冒頭の部分で、人間の欲望を映像で表現している。
泥棒に、痛めつけられ、裸にされた男が、厨房の中に、入ってくる。
 コックは、椅子を差し出し、泥にまみめた身体をホースで洗い流された男は、うちひしがれた姿で椅子に座らされる。この男は、キリスト、イエスを表現している。
 天使のような声で、罪のあがないを歌い上げる、金髪の子供。

 ああ、なんと罪深い存在であることか、人間の欲望の、なんと醜悪であり、そしてそれが愛と呼ばれ、神秘なもの。

 グルメとは、欲望の果てなきもの、渇きを癒すもの、人間の恐ろしさ、殺戮の血を求めるがゆえの美、食らいつくすことの欲望。

 この映画、私の好みではないけれど、五感にするどく訴えてくるので、秀作の一つであることは確か。
 ディーバを思わせる、美術と撮影、心臓の鼓動を刻むような、音楽のリズム。
 レストランの中の客達は、時限の違う世界で、食事をしているようで、メインテーブルに座って、最後の晩餐、さながらに、悪人達の真ん中に、泥棒の親分が、絶えず、しゃべりっぱなしで、沈黙を恐れるかのように。

 5分しゃべると、愛が冷める。欲望を鎮めるのは、「言葉」
 本ばかり読んでいる、妻の愛人は、紙を詰められ、殺される。永遠の沈の世界。
 殺された愛人の口に入った紙を取り出して、妻は、そのそばに横たわって、亡骸に語りかける。
 キスしてくれないの?
食べることは、欲望。どんなにお腹が空いていても、口に入れ、満腹すれば、欲望は消える。 食べることを忘れ、妻と愛人は、キスしあうことで、満足することはなく、欲望が消えることもなく、愛は消えることがない。

  ルイス、ブリュニエル的な映画で、シュールな美的世界を、こういう手法で描いてる。美的な空間、舞台芸術的な空間を大切にすることで、映画芸術と呼ぶにふさわしい作品になっている。  

Posted by アッチャン at 16:10Comments(0)映画

2012年12月14日

近代美術館「美術にぶるっ」

 

      


   浅草の仲見世で、人形焼きを買って、次に向かったのは、竹橋にある、近代美術館。
近代美術館は、開業60周年を迎える記念の特別展示で、大盤振る舞いの作品展示だとか。


 入場料は1300円、割引きわあるか、と聞くと、地下鉄一日券を持っていれば、といわれた。ラッキーの100円引き。
 美術にぶるっ、を体験したくて、ガイドを借りた。 一緒に、エレベーターに乗っていた、ご老人かたがたが、皆、ガイドを借りている、その中の一人は、美術館に関係している人のようで、他の人に案内かねて勧めていたので、よほど良いのかな、と。



 この美術館、他の所とは違って、ほとんど作品は、撮影オーケーなので、嬉しかった。
 すごい作品ばかりの展示なので、とれるものはほとんど撮りながら。

関根と姉と、恋人

 ぶるっっと来たのは、関根正二の、絵画。説明に、ぶるっとした。

 アナウンスがあって、2時から、ボランティアのガイドが、見えないもの、という題で、 作品の解説をするという。エレベーターの前に沢山人が集まった。



 1時間かけて、とのことなので、私は帰りの新幹線のことがあるから、ちょっとだけ、と思っていた。最初は、フジタの絵画で、カーテンとベッドと猫と5人の裸婦が描かれた絵画の説明だった。質問が多いので、聞くのをやめてしまった。
 そのガイドが、挨拶で、60周年を記念して、大盤振る舞いに、重要文化財を初め、貴重な作品を沢山出しているとの説明があって、時間の都合もあるから。



 とても充実した、めったにこれだけのものを見られないなあ、と関心。
 横山大観の、一滴の水から、大河になり、竜となって、という巻物の墨絵。


 どれもこれも、時間をかけて、ゆっくりみないと勿体ないものばかり。
着物姿の女性達もちらほら。
 絵画の前で、座って、動かずに見入っている。



 以前に、見たことのある作品が多いけれど、それも、どこかに出品されていた時かしら、近代には、来ているから、その時なのか?

 長めの良い部屋からは、皇居や日比谷がのぞめる。


 ミクニが、レストランとして入っていて、ワインを楽しんでいる人達が、ガラス越しに見える。
 そのそばに、朱色の、ノグチの作品。これが近代美術館のメインに。



 ああ、もう4時近い。ホテルに荷物を預けているので、戻らないと。ホテルに近い、
水天宮駅に降りて、水天宮にお参りしてからと思って、時間ないけど、水天宮に。
 ホテルに戻ったら、受付の女性から、
 「時間あれば、飲み物をどうぞ、」と言って もらって、時間ないのに、あわてて、コーヒーをいただく。のどはからからで、疲れているので、ホットしたかった。



 東京駅では、もう一つ、していきたいことがあった。
 新しい駅に変わった、東京駅を見ておきたい。ステーションビルの入った、東京駅。
丸の内側からの眺めだ。
  わ、凄い。イルミネーションに浮かび上がった駅は、ロマンティックで品格もある 明治の頃を再現したもの。



 ちょっと見て、駅に行き、チケットを指定にかえてもらうと、時間まで30分あった。
 もう一度、駅を見に行った。


 中央あたりからも見たくて。携帯やカメラをかまえている人達が多い。
ステーションホテルの中を見る時間はなかったけれど、駅の丸天井の周りは、ホテルの部屋になっているのは見た。


 
 3時間の新幹線、疲れて、足がじんじん痛む。ビール買って、小さな穴子寿司を一個買ったのを食べる。お腹空いてなかったけれど、ビールの冷えているうちに。


   

Posted by アッチャン at 14:00Comments(0)art

2012年12月14日

浜町、日本橋、浅草へ



     明治座

  友人は、足を伸ばして、友人に会いに行くので、ここからは別行動。
 私は、ゆっくりして、この辺をぶらぶらしようと、部屋にあった、「日本橋」という情報誌を見ていると、東京近代美術館で「美術のぶるっ」というタイトルで、日本近代美術の100年。ベストコレクションを集めた展覧会が開催中だと書いている。
 ある人の、日本橋散歩の文章に、その美術館への誘いも載っていた。

 ホテルの受付で、この本を借りても良いかと聞くと、新しい雑誌が出ているから、とそれをくれた。日本橋界隈の地図と、見所が載っている。
 荷物を分けて、預けて、外に出た。
  明治座をみたいと思って、浜町を歩く。


弁慶

 朝、一杯コーヒーを飲むので、すぐにトイレに行きたくなる。
 誰でもトイレがあって、そこに入ると、すごく綺麗。パリにある、公衆トイレのように、自動で扉の開け閉めが出来て、中は広い。

  明治座は、お正月には、藤山直美の公演が決まっているが、今は閉まっている。

 浜町通りを行くと、東日本橋まで。3枚100円でハンカチあります、と宣伝している人がいた。
 整理で、何もかも、めちゃ安。 問屋街なのか。



 薬研堀不動尊、を見て、吉田松蔭終焉の地まで、歩くつもりだったが、またトイレに行きたくて、東日本橋で、一日乗車券を買って、地下鉄に。トイレがあるので。
 そこから、浅草に。
 浅草に出来た、東武鉄道駅の駅ビルを見るのが目的だった。



 浅草に降り立つと、スカイツリーが目にはいった。ここからの眺めも良いなあ。
 松屋デパートが、東武鉄道の駅を2界に抱き込むような形で、7階まで、ショッピングとレストランを作った。
 浅草は、世界遺産になって、海外からの客が東京で最も好きな場所になって、賑わっている。
 忍者はお気に入りだそうで、忍者専門店があり、手裏剣の実演も出来るとか。


 
 相撲グッズの専門店も。

 
 スカイツリーを見る展望ノ広場で、お笑い芸人のコンビが出ている番組の取材中だった。良く見る人達なんだけど、名前は覚えていない。


まだ、お腹は空いていないけど、仲見世を通って、浅草寺に行く道に、蕎麦の「十和田」がある。
 いつも人が一杯なのに、まだ時間もあって、空いて居いる。
 看板のサービスセットに目がいって、吸い寄せられて中に。



 この店のお蕎麦は、とても美味しい、人気の店。
 天丼と蕎麦のセット、みんなそれを食べている。エビと、野菜、ほたての3種から選べるが、エビでしょう。
 
 いつも、ここに来ると、この蕎麦になってしまう。
 寺参りして、また歩いていると、大黒屋の天丼や、うなぎの名店もあるし、すきやきの今半にも入ってみたいのに、とお腹が一杯になりながらも、きょろきょろ。



 浅草公会堂での、初春芝居の案内。
 浅草寺では、歌舞伎羽子板が備えてある。浅草歌舞伎を象徴している。
 勘三郎さんが亡くなっても、まだきっと浅草にいるような気配が。



 昔ながらのスターの写真を看板にしている、カフェなど、浅草の匂いがする。
   

Posted by アッチャン at 13:03Comments(0)旅のグルメ

2012年12月14日

築地のマグロとスカイツリーのイルミネーション

    

  舞台がはねて、ああ、もう終わってしまった、もっともっと、観ていたい、という切ない思いを抱いて、スカイツリーのある押し上げに。その途中にある、築地に寄って、
 私が以前に行った、カウンターで立ち食べだけの寿司屋に寄って、少しだけお寿司をつまんだ。

築地と言えば、なんたって、マグロだよ、というわけで、マグロ三昧、これがたったの500円、中トロに、あぶりトロ、赤身と3貫に、味噌汁つき。マグロも美味しいが、
うにが凄く美味しかった。こちらは1貫300円。
 ここで一杯食べてはいけない。
友人が、待ち合わせて、居酒屋に行くことになっていて、私もお邪魔虫することに。
 穴子をもう一貫だけ、で払いは900円。


 店のおやじさん
 ここは寿司三昧と同じ店の、立ち食いで、安いのだ、そう。
 どうりで、昼時のサラリーマンが、500円のマグロ丼を求めてやってくるはずだ。
 私は向かいの、ホテルに泊まったので、この店を知っていたのだけど、
 道頓堀にも、寿司三昧が、出来ているとか。
 食い道楽のビルの一階だそうで、次に松竹座に行くときには、というと、なんだかの名前を教えてくれたのだけど、忘れてしまった。


 寿司好きの私は、毎日だって、寿司が食べたい方で、妹や妹の娘達からも、
 私が「何食べたい?寿司が良い?」必ず言うと笑われたことがある。自分では気づかないが、きっと誰にでも言っているに違いない。

  スカイツリーも綺麗だったけれど、クリスマスのイルミネーションがとても素敵だった。
 イルミネーションのスカイツリーが観たかった。若手の才能のある照明作家が手がけて、テレビで紹介されていたのを観ていたから。


 
  まだ、時間は充分だ、と思ったのに、高田の馬場についたのは、待ち合わせぴったりの時間だった。お上りさんだから、もたもた。
 居酒屋は、高田の馬場にあるので、堀部風の和風で、元々蕎麦屋だとのことで、和風の出しの利いたものが、美味しいのだろう。
 なすびの煮付け、なかなかの味だった。

 私は、寝ていないので、ビールを飲み始めたら、酔いがすぐにまわって。
  友人達は楽しそうに話していた。私まで、ご相伴させてもらって。
 帰りに、寝酒、アイスキーを買って、ソフトクリームも。東京に来たのだもの、たまには、好きなもの解禁。



 ホテルは、ペンションというけど、とても良いホテル。人形町にあり、下町の江戸気分が味わえるというので、決めた。
部屋が広くて、広いベッドが二つ。何もかも揃っていて、至れりつくせりの申し分ないホテル。
 口コミの点数が良くて、決めた。
 翌朝、早く朝食に行くと、サラリーマンが多い。
 朝食は250円。3品選ぶ。ホットケーキや、焼きめしまで、3品の対象になっている。


コーヒーや飲みものは、いつでも自由に部屋に持ち運べるし、新聞まで。ミネラ水は部屋に。それで、値段は二人で1万円。そんなホテル、東京にあったのだ。
 ちなみに、休前日のチェックアウトは12時、1時なんて。
   

Posted by アッチャン at 12:08Comments(0)旅のグルメ

2012年12月14日

玉三郎特別公演 「日本橋」

     

  東京の日生劇場で公演中の「日本橋」を観に行きました。
 友人が、通常よりも、安くヴィザカードで申し込めるので、随分前から一緒に買ってもらっていたの、風邪を引かないようにと注意していたら、今年の風邪、周りの人達が、皆、バタバタと倒れていたのに、私は元気で、無事に、東京行きを実現。
 朝は苦手な方なのですが、最近は、少しはましになってはいるものの、気になって、朝の4時には目が覚めて、それからは、目覚ましが鳴るまで、なんとなく起きていたような。 芝居で、眠たくなるのでは?と心配していたけれど、それはなんとかクリアー。




 玉三郎ですから、その魅力はたまりません。
 美しい、妖艶な美しさ、姿形の、なんと優美で美しいことでしょう。


 他の共演者達は、玉三郎を魅力を引きたたさるために、舞台に立っているようにも思えるほど、玉三郎の舞台です。
 友人は、事前に、「日本橋」を読み直したくらいの熱心さで、感激も更なるものがあったのでしょう。
 
 泉鏡花は、医者であったことから、医者として、人間を診る現実性とは、別の時限で、人間の「生」を想像することで、鏡花の世界、といわれるものがあって、それは神秘性というものだったのではないか、と勝手に想像しているのです。
 決して消えない「燃えさかる情としての愛」は肉体の滅び朽ち果てる物体としての現実とは相容れない世界、それは夢の世界、そこには、真っ赤にしたたる赤い血が、狂おしい情熱の流れを表現していて、永遠の時間と、美的世界の象徴としての「赤」に置き換えられている。



 
玉三郎が、舞台の最後に、毒を含み、青白い透明な美しい顔から、夢の世界にさまよう輝きを放つ目と、口元から流れる、真っ赤な血で、全てを語っている。

  

Posted by アッチャン at 11:27Comments(0)演劇

2012年12月11日

城崎「つちや」でカニ三昧

 
    
 
 グルーポンで、城崎 の「つちや」さんが、今年も、かにコースの2食付きのチケット一人9450円のを出していたので、前回一緒に行った友人に話して、今年も行くことにして、買っていたのですが、この前行った時には、大雪だったので、寒くならないうちに、と12月に行くことにして、4日前までの予約を入れていましたら、天気予報では、大荒れの模様。
 宿に電話して、キャンセル出来るか聞いたら、いつでも、と親切なお言葉。
 友人は、「私が行くときは、晴れと決まっている。」と言うので、行きは普通でコトコトと出かけました。
 曇り空で、凄く寒くて、震え上がるほど。城崎では、今日辺りからこんな風に寒くなったとのこと。
 駅からは、無料のバスが出ていて、各宿に案内してもらえて、3時前に到着。




 途中、「御所の湯」が、休館日だと知って、ちょっとがっかりだけど、以前に行けなかった駅前にある、「里の湯」まで、旅館のご主人が車で送ってくださって、助かりました。
 友人のご主人は、城崎の海産物の土産が目当てで、奥さんを快く出してくれるので、
 着いた日に、宅急便で送ってくれるようにと頼んでいたそうで、里の湯まで行かずに、海鮮物の店の前で降ろしてもらいました。
 このしけだと、明日は、漁に船が出ないかも、との話で、友人は、朝の売れ残りの中から選んで、買っていました。
 せこがにが好きで、せこと、香住がに(以前に同じ店で買った香住がにがとても美味しかったので)カレイなどを買っていました。
 私はキャリーバッグを持ってきていて、明日買うことに。



里の湯の露天に入ると、円山川が一面に見えるのですが、雪が舞って、露天風呂としては最高の設定なのですが、私は、頭がふらついてきて、長風呂の付き合いが出来なくて、
 血圧が上がっているような感じで、これはやばい、と出させてもらって。
 いつまでも平気で入っていられる人と一緒にはならなくて。友人は、私の心臓が弱い、と以前から思っていたそうで、以前にも何回か、頭がふらついて、心臓がおかしくなったことがあるのを覚えていたのでしょう。

 湯上がりで、身体が温まって、帰りは、歩いて帰るのは気持ちが良い。城崎ならではの風情です。
 
 かにのコースなので、かにばかり。
 蟹の作り、焼きがに、ゆでがに、蟹味噌、蟹なべに、最後は雑炊になります。
 一人一杯半」。 もうお腹が一杯で食べられないほど食べて、しばらくテレビを見て、
 「まんだら湯」に。
 まんだら湯は、宿から1分もかからない所にあって、檜の丸い露天も。



 翌朝は、早くから起きて、7時になるのを待って、御所の湯に。
 御所の湯は、城崎で今、一番人気の外湯になっています。山の自然を借景にした広い露天があって、その湯が熱くて、これも長くは入っていられません。
 夏と違って、冬場のお湯は熱いようです。




 祖父が好きだった、城崎、祖父は、4人の娘達を連れて、良く城崎に行ったそうですが、当時は、湯あたりして、風呂の洗い場に、横になっている人もいたのか。
 叔母の一人は、いつも湯あたりするので、「のびのおまつ」と言って、姉妹からからかわれたという伝説まであります。それほど城崎の湯は熱いのが、豊富な掛け流しのお湯です。

御所の湯から、「こうの湯」に。ここは、城崎でも最古の温泉で、1400年前にさかのぼり、コウノトリが舞い降りて、見つけたとか。
 ここのお湯は、他と違って、つるっとして、やわらかい。



 温泉に二軒つかって、やっとお腹が空いた感じ。
「つちや」さんの食事は、上質な食材を使っていて、お味が薄めなので、私の口に良くあいますし、品数が少ないのも、嬉しい配慮。

 美味しいものを美味しく食べてもらう為には、品数は抑えて、食材は吟味されているものです。
 つちやさんは、家族的な宿で、値段も安く、料理が美味しいので、私は気に入っています。
 勿論、西村屋さんの本館は、申し分なく、良い宿ですが、冬のカニシーズンは、とても高くなります。他の宿でも、カニの季節は、それなりに値段が高く、冷凍を使っている所もあって、安宿で、美味しい宿はないと思った方がよくて、美味しくて、安さもというと、香住や浜坂の民宿になります。



 帰りも、駅まで車で送ってもらえるとのことでしたが、城崎の文芸館を見たりして、ゆっくり帰るつもりだったので、歩いて。
 しばれるほどの寒さ。コートの中に染みこんでくる冷たさ。
 文芸館に入ると暖かくて、ホットします。
 志賀直哉は、電車にひかれて、大けがをして、城崎に湯治に来て以来、十数回、足を運び、ここで「城崎にて」を書きました。
他にも、城崎を愛した、作家達は多く、その足跡と文学を、この文学館で紹介しています。



 文学館と、麦わら細工の工芸館が、セットで500円のチケットになっています。
 麦わら細工なんて、と思ったのですが、これが相当なもので、びっくり。
 城崎の「麦わら細工」は歴史と共に、歩んで来て、万国博覧会でも好評を博し、輸出も盛んんになって、世界中に重宝されるようになったとか。

 子供の頃に、土産にもらった、箱を同じ模様のがありました。



 麦わらの貼り絵など、一見したら、わからない。麦わらの艶ならでは、の鶴の絵画、
 ボタンの色と光具合など。

 海鮮に店に行くと、香住のカニは、少ししかなくて、売り切れてしまっていて、やはり漁に出なかったそうです。
 カレイとか、ハタハタなどの干物、世古がには、あったけれど、カニ寿司などのお弁当も売り切れ。
 香住がにが買いたかったのに、残念。と他の店をまわったけれど、なくて、あきらめかけたら、さっきの海鮮の店の本店があって、一つだけ、残っていました。
 支店の方は賑わって買い物客が多いようです。本店の二階にも、レストランがあるので、そこに入りました。

海鮮丼1360円

 中は一杯の人で、繁盛ぶり。カニなべを食べているグループもあります。
 私は、海鮮丼の小丼を、友人は、天丼を注文して、帰りの特急電車の時刻表を見せてもらったら、次の電車の、一時間後なら、帰りが遅くなるので、あわてて、食べて、味見をする余裕もなくて、の城崎。

 肌がつるつるなので、温泉は違うな、と実感しながら、特急のゆったりした座席に。
 暖かい室内で、寝ながら帰って来ました。
 温泉は疲れます
  

Posted by アッチャン at 12:45Comments(0)旅のグルメ

2012年12月05日

勘三郎さん、死去ニュース


   

  朝、いつものように、ベッドでテレビのスイッチを入れたら、中村勘三郎の家族からのファックスを読み上げているアナウンサーの声が。
 今日の未明、2時33分に。
 4月の歌舞伎座、こけらおとしに向けて、
 無念のうちに、

 ショックだ。涙が出て、朝、いつも使っている目薬をつける必要なく、
跳ね起きた。寝ながらで,聞くのは不謹慎だと。


 つい最近に、勘九郎襲名披露の公演を、松竹座で観た時に、勘九郎と七の助が、お父さんの名に恥じないように、精進をつんでいくとの挨拶。
 随分旨くなった,勘三郎に良く似ているなあ、と感心して観ていた。
 その後、歌舞伎映画で、勘三郎さんの舞台を観て、凄い役者だと改めて。

  今朝のフジテレビは、元気な勘三郎さんの映像を流して、生前の勘三郎さんを忍ぶ番組だった。
 家族や親族の人達が、遺体のそばで、この映像を観ているとのこと。

 勘九郎と七の助は、南座の舞台に出ている。今朝早く、家を出て、京都に向かった。
 役者は、舞台で死ぬのが本望だ、と言う。舞台に立てば、親の死に目にも会えないことも覚悟している。

 南座の顔見せ公演で、2ヶ月間、勘三郎さんに会えない役者さんたちが、
 病院を訪れていた、とか。

 仁左衛門さんが、病との壮絶な戦いに勝って,舞台に復帰したように、
 勘三郎さんも必ず、復帰出来ると信じていたのに。

 人の何倍もの仕事を引き受けて、人の何倍もの人生を駆け抜けた勘三郎さん。 若い人達の,歌舞伎への感心は、勘三郎さんの努力のたまもので、勘三郎さんをなくした歌舞伎界を引っ張っていく,魅力と実力の伴った花形のスターは いないように思われる。

  歌舞伎界の、燃えあがる火が、消えたよう。  

Posted by アッチャン at 11:55Comments(0)映画

2012年12月04日

未来の党


  



 未来の党のホームページが出来ました。

  
 http://www.nippon-mirai.jp/index.html

 未来の党の、党首が選んだ、第一声の場所は、福島の被災地、飯舘村でした。
雨の中、ミカン箱の上からの訴えは、ほとんど住民のいない、取り残された人と、
最も美しい村といわれた村の、失われた自然に向かっての訴えでした。

 維新の会は、大阪駅の前、ヨドバシカメラの前で、多くの聴衆を集めてでした。

 福島を選んだ自民党や民主党と、「未来の党」の理念は違います。

   

Posted by アッチャン at 16:43Comments(0)日々の事

2012年12月04日

日本の未来をどう考えますか。


   




 未来の党が出した、政権公約のマニフェストが、民主党が失敗に終わった,ばらまき政策と同じだ、と批判されているが、このマニフェスを実現させなければ、それこそ、日本の国民に未来はない。

原発は、即時止めて、建設中のものは全てやめ、廃炉を含めて、10年で原発廃止を
 目標にしていることが、現実的に不可能だと言い切る根拠だって、なにもない。
  大地の鈴木さんが、提唱している、北海道に、ロシアからパイプを引き、天然ガスの大貯蔵庫を作って、安く仕入れたガスの安定供給の為に、投資すれば、雇用も生まれ、景気の回復にもなる。
 森さんが提唱するのは、、新潟沖に、相当量のシェールガスの採掘、実用化。日本にある資源を活用出来るようにするために、雇用が生まれ、経済が活性化される。

 日本に眠ってる人(財)資源に、女性と子供。
  
 ダブルインカム、3キッズ。女性の70パーセントが、結婚を機に、仕事をやめている。
   夫婦で働けば、単独で年収300万でも、二人で600万円の生活が出来るようになる。
  夫婦が安心して働けるように、環境整備を整えて、保育をバックアップするシステムの構築、子供は、未来の納税者であり、未来の、希望を担う大事な財産でもある。
 子育てと、教育に、利用券を含めて、自由度のあるお金を入れて、年間31000円の児童手当は、必要不可欠だ。

 未来の党が、中学卒業まで、バウチャーを含めて、一人310000円の児童手当は、
 経済の成長と、少子化に歯止めをかけるために、必要不可欠な投資なのだ。

 そんなお金は、どこから出るのだ?と他の政党はいう。

 予算の抜本的な組み替えによって、無駄を無くして、その財源が出てくる。 国の仕組みを、根本から変える。霞ヶ関が握っていた、財布を、地方に渡すことで、と訴えてきた、かつての民主党の公約を、約束違反だ、大判ぶるまいは、選挙に勝つための、口約束にすぎない、と言われている。
  かつての自民党政治を批判しながら、財務省(霞ヶ関)の思い通りに、消費税増税を、こともあろうに、自民党と協力して、成立させた、民主党は、もはや民主党ではない、と
 飛び出した人達が、今、「未来の党」に結集して、もういちど、再チャレンジしようと
している。
  選挙だけが目当てではない。選挙に勝たねば、その先の公約を果たせない。
 公約を果たすためには、官僚を使いこなすだけの、技量と説得力のある、勉強をつんだ、さらに、確固たる信念を持ち、ぶれない政治家が選ばれなければならない。
 民主党を飛び出した議員達のほうが、民主党に残っている議員達よりも、遙かに信頼出来る人達だと思う。


  未来の党は、3つのKを提唱している。
 観光、健康、科学技術のKだ。
  美しい自然を守る日本、安心、安全な日本、クリーンな日本を造り上げることは、三つのKにつながっている。

 病気にならない健康な人達を増やすこと。世界の人びとが、安心して訪れたい国を作ること。
 再生エネルギーの開発、人間の生命を大切にする、医療技術の開発。差先端技術によって、世界が求めるもので、日本の輸出を促進する。

未来の党のマニフェストに、ノーと言える人達。
 このような、マニフェストを、笑って、馬鹿にして、「景気回復」を高らかに訴えて、増税で弱者をいためつけ、、 日本の未来に、富国強兵策、弱肉強食、汚染にまみれて、子供の産めない環境を促進させ、やがて、アメリカの州に併合するか、侵略し、植民地化してきた国々によって、同じ目にあわされるか、そのどちらかの道をたどることになるのでは?と懸念している。  

Posted by アッチャン at 11:52Comments(0)日々の事

2012年12月02日

湯豆腐「嵯峨野」と宝厳寺の紅葉狩り

  

  


嵐山に、紅葉を求めて行ってきました。
平日なのに、人が一杯。嵐山は、いつでもこんな感じだそう。

 京都の河原町には、良く行くのですが、嵐山には、ほんとうに久しぶり。

美空ひばりのりんご

 雨かなと思ってたのに、全く雨にはふられずに、曇りがちですが、暖かくて、ラッキー。

 トロッコからの眺めが素晴らしい、とテレビで紹介していたで、トロッコに乗ろうと、嵯峨野駅に行ってみると、
4時半の便まで満席です。



あきらめて、お腹が空いていたのに、近くにある、湯豆腐料理の専門店に、さっき客が待っていたのに、いないので、

入ろう思ったら、準備中になっています。



豆腐屋なので、聞いて見ると、まだ大丈夫です、というので、中に。

待っている人が、主人に、「トロッコの時間が、1時20分です。まだですか?」



ご主人は、「それはまにあわない。」とつっけんどうに言うので、
客は「40分待っているのに。お茶漬けでもいいですから。」と
言ったものの、これもすれから、時間かかると言われて、
キャンセルしてもよいか、と聞いて、出て行った。

他にも待っている人達が一杯いるので、これでは、何時になるかわからない。

私達も出ることに。
疲れてたので、腰を降ろすことは出来たし、また歩き出す力も出ていたので。




湯豆腐と言えば、嵐山では、「西山」が一番と聞いていたので、そこに行くと、
2時過ぎます、との混み様。




で、昔何度か行ったことのある、「嵯峨野」に。

ここはすぐに入れた。けれど、定食で、3800円のものだけ。



昔は美味しいと思ったけれど、豆腐の美味しいものが、スーパーでも買えるようになっているにので、
思ったほどでもなかった。



ただ、お庭がとても立派なので、紅葉の庭を楽しませてもらったので、京都らしさを、味わえたのはすごく良かった。

向かいにある、「宝厳寺」は、紅葉の寺といわれるが、まさに素晴らしい。
湯豆腐「嵯峨野」で、精進料理をいただいて、紅葉狩り。 



歌舞伎の「紅葉狩り」を彷彿とさせるほどの、素晴らしい紅葉の庭でした。

  

Posted by アッチャン at 10:28Comments(0)旅のグルメ