2012年02月29日

親ばか、子馬鹿

 
  
  弟宅の茶々。親ばかでしつけのできていない愛犬です。


 息子がいつ帰ってくるのかわからないので、息子のホームページを見ながら、飛行機の訓練状況を見ていたのだが、コマーシャルの免許が取れたかどうか、更新がないので、今頃は、まだ,アリゾナの砂漠にいるのかと思っていた。
 息子に電話したら、すぐに、元気な声が。
 なんと、今はデイトンに来ているという。
 会社のお客さんからの紹介で、新しい就職先が紹介されて、そこに行くことに決まったらしい。面接を受けに来ていたのだ。
 来週から,出社で、明日、ニューヨークに戻り、月曜日にはオハイオに。
 日本には、当分帰れそうにない。



 コマーシャル免許は合格したので、教員免許は、仕事をしながら、オハイオで。
オハイオは、飛行産業の盛んな所で、飛行料金も安いし、設備も充実しているという。

 ニューヨーカーから、オハイオの田舎に就職するわけだけど、3ヶ月は、見習いで、正社員になれるかどうかは、その後になる。
 住友商事の子会社で、鉄鋼を扱う商社なので、今後は鉄を売る仕事。息子が好きな自動車会社との取引で、しかも鉄鋼は、私の父親が鉄鋼会社。
  縁を感じる。

 リコメンデーションが良かったのも感謝。
母がいつも,息子なら、どこに行っても,やっていける。喜ばれるわ、おんな子はいないよ、と絶大なる信頼を置いてくれていた。
 親ばかだけど、私も本当に嬉しくて。



 親なら、みんなそうだと思う。自分の息子は,娘は素晴らしい人間だと思っている。
 その子供達が、幸せだと、思える生活をしてほしい、と願っている。
 余裕のある暮らし、楽しみながら人生を送ってほしい、と祈っている。
 自分のこと以上に、喜びも、辛さも、悲しみも大きい。



 親の心、子知らずで、私も母の思いがわかっていない。
 子供は、子供の生き方があるのだから、勝手にすれば良いわ、と言い聞かせながら
 私は私で生きているつもりだけど、心はいつもそうではない。
 子供が幸せでなければ、それも親の尺度で。勝手なものね。親ばかというのよ。

 さてさて、私は、一安心で、どこかに行きたくなっている。  

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2012年02月28日

吉田さんの命日に、カラオケ「tanto]

 
  



 電車のクッションが良くなっていても、長時間、鈍行に乗っていると、お尻が痛くなる。温泉めぐりで、身体も疲れて、吉田さんの奥さんからのお誘い、気になっていたけれど、次の機会に、とお断りした。
 吉田さんの娘さんが、東京から個展を見に来られる。フランスから、吉田さんが息子のようにかわいがっておられた人も来られるので、お会いしたいと思っていた。

  今日は,吉田さんの命日だった、と思い出した。娘さんが来られているホテルに、お供えだけでも届けたいと思い、ホテルに向かった。
 その夜、ホテルに戻り、道頓堀にお好み焼きを食べに行くと聞いていたから。
開場にはもう誰もおられないだろう。メーるを入れると、石橋で食事をすることになって、そこに来て、と言われた。
 石橋駅に、吉田さんの甥御さんが、迎えに来てくださって、案内されたのは、賑やかな居酒屋。


 昼間の石橋も商店街が賑わいを見せているが、夜開く店が多く、明るくて、賑やか。
阪大があるから、だそう。
神戸大のある、六甲も、駅のあたりは,飲み屋や食べ物屋があるけれど、石橋とは大違いで、わずかで,閑散としていた。





 店内は、満員で、お料理を沢山注文してくださって、どれも量があるし、美味しい。
 疲れがすっかり、どこかに飛んでしまって、食後は、カラオケまで。




 
 カラオケは、何年ぶり。
  吉田さんの絵画が、幾つかかけてあって、ここは、吉田さん達は常連のお店。
昼は、1000円、夜は、2500円で、好きな飲み物、食べ物も出て,歌い放題。
 常連さんは、皆お友達になって、ママさんは美人で,優しくて、採算度外視で、人生、楽しむ為に,健康維持の為に、ストレス解消になって、貴重な店だなあ、と感心した。

  吉田さんの甥御さんは、プロの実力で、凄く上手。フランス語で、枯れ葉を歌われた,フランスからのお客様の美しいフランス語、吉田さんの奥様は、カラオケ教室に通っておられ、歌うことが大好き。



  吉田さんも、ひょうきんな所があって、人が集う場所では、天真爛漫になって、楽しむことを大事にされていたけれど、血筋だな、と。
 大阪人は、のりが良い。遊びがないとやってられない。馬鹿になって楽しむことが好きなのだ。それでいて、値打ちのあるお金は出さない。安くて、目一杯楽しませてくれて、美味しいものが食べたい。そんな店の資格十二分の店だった。



 吉田さんの命日に、そのあたりで、吉田さんも好きなお酒を飲みに飲んで、気炎を上げておられるかもしれない。

 私も,ごしょうばんにあずかって、タント、ご馳走になりまして、ございます。

 タントは、沢山、という意味、大阪弁で言うたら、「おおきに、とか、ぎょうさんに」  

Posted by アッチャン at 10:04Comments(0)日々の事

2012年02月27日

城崎2日目


  


 翌朝、7時から開店している外湯に。
鸛の湯に。朝風呂は空いていた。庭園風呂として、古くからここだけ露天風呂があった。 中風呂は熱くいので、露天だと丁度湯加減が良い。
 旅館に帰ると,朝食の準備が部屋に。
 夜も朝も,部屋食で、ゆったり、贅沢させてもらった。
品数が少なくて,家での朝食と変わらない。こういうくらいで丁度良い。
値段が安いのだもの。


温泉寺


昨夜、まんだら湯で、丸い檜風呂に入って、以前から入っていた若い女の子に聞かれた。どの風呂が良いかって。
 一の湯と、御所の湯を推薦した。夕食時、仲居さん都、外湯の話しになって、彼女は、いつも一の湯に行くのだそうで、二階に,マッサージがあって、二階から外の眺めも良いとか。私は二階に上がったことがない。
その話も、若い女性にした。
彼女は、まんだら湯が初めてだとか。旅館食事は?と私。
 蟹とステーキ、アワビなどの豪華な食事らしい。
それで幾ら?と私。
 彼氏が連れてきてくれたので、わからない、と彼女。
 きっと奮発しているのね、今の季節は、高いから、と私。
彼女は嬉しそうだった。
 良いな、と私もほんわかのお裾分けを頂いた。



城崎は、今、海産物を売る店は活気づいている。でももう一つ、おひな様も。
お菓子屋さんが、おひな様を展示していて、中に入って見せてもらった。
夢二の判画、本物ばかり、がびっしりと貼ってある。柳湯、という判画が何枚か。
川端康成の自筆の手紙や、文人達の自筆も。





奥の床の間には,時代ごとのおひな様で一杯。写真はお断りとの表示で、ここは写せなかった。
4月の始めまで,展示中なので、城崎にこの時期に訪れたら、蟹やアワビ、サザエにステーキ、美味しいもの一杯食べて、海鮮のお土産をどっさり買って、おひな様も拝めて、
外湯は、入浴後のカランコロン、下駄の音も軽やかに、風呂上がりで気持ち良くて、
最高です。



友人は,大切なご主人の為に、サザエや,赤なまこ、カレイなど、買い込んで、送ってもらってました。安いのにもびっくら。
ニューヨークで息子が、なまこを買って来たのとは、格段の大袋、しかも赤なまこ、すごく安かった。大きな岩牡蠣は、一個100円。サザエは10個で900円、
松葉は高いけど、ズワイと、香住のかにが安い。香住のかには,美味しいので、
持ち帰りを勧めた。今夜食べるのに。





 帰りは、特急のつもりだったけど、土産を浮かすのに、鈍行で。
 随分長い,旅。つなぎが悪く、止まる事、止まる事。福知山では1時間待ちなので、ここで、天ざるを食べた。
 福知山と言えども、出石が近い,魚も豊富、そなは美味しいし、てんぷらも衣が少なくて良かった。  

Posted by アッチャン at 11:11Comments(0)旅のグルメ

2012年02月26日

城崎へ


  


お天気女の二人連れ、昨夜からの雨は、今朝もやまず。
暖かいらしい、よ、とは聞いていても、城崎に行くのだから、
寒さ対策は、完全装備で。
一泊だから、下着の替えを持っていくだけでよい。
手提げのつもりだったが、リュックを思い出した。
海外に行くときは、必ず背中にリュックだけど、日本で
使うことはないので、頭になかった。
 これは随分と便利で、手提げの小さめのバッグとの組み合わせで、
使いかってが良い。
 城崎に行ってみたいと、言っていた友人は、昨年、城崎行きの為に買った
ブーツが、今年はやっと役立つわけで。
 宝塚で待ち合わせて、乗車券だけで乗れる電車を利用しての、城崎への旅が
始まった。城崎まで、2529円、安いようで、日本の交通費は高い。

福知山

 行きは、電車の乗り継ぎが良く、丹波篠山への快速、福知山までは普通、福知山では、
35分くらいの乗りつぎ時間に、お弁当を買いに出た。母と青春切符を使って、城崎に行ったことがある。その頃の駅はあとかたもなく、すっかり綺麗になって、広びろしている。
6年前に、改築されたとか。
 その頃、60分以上待ち時間があって、駅の前にある食堂で、時間待ちしていた。
 どこかに行くと言えば、いつも母と。母は、母が、母の健在であった姿が、目に浮かぶ。



、更に90分の鈍行の間、弁当とビールを飲み、話していると、あっというまに、終点城崎に。
 車から、雪がないね、と言って期待はずれかと思いきや、豊岡に来ると、一面、雪景色が目に飛び込んで来た。
 いつも車で通る道の土手から、畑は、川が見えないほど雪が盛り上がって積もっていた。途中から、雨は上がり、お天気女達のジンクスは健在だ。





城崎に着くと、雪かきで積もった雪があるものの、雨に濡れた道の両側に、蟹を売りものにする店が何軒も。
 明日、土産を買う店を物色しながら、今夜の宿まで歩く。
 蟹の季節に来ることがなかった城崎は、さすが、蟹を目当てにやっている客で賑わいを見せていた。
 グルーポンで、9450円なりの、蟹コース、期待はしていなかったが、
宿を取った責任は、果たせたようだ。




 通された部屋は、10畳くらいの広さで、洗浄トイレがついて、縁側付きの結構良い部屋だった。
 浴衣と丹前に着替えて、外湯巡りを開始。初めての友人に、できるだけ沢山の
湯どころを体験させてあげたい。
 昔は、湯治場で浴場だけのシンプルなものだったが、今は建て替えられ、個性のある立派なものになっている。 



西村屋の前を通り、真ん中あたりにある、一の湯に。
西村屋には、何度か来ている。息子は去年もニューヨークから予約を入れて、母と私を車で連れて来てくれた。
 父が生きていた頃は勤労者用に、3000円で泊まれるから、と、泉都、という旅館に来たのが、私の城崎デビューだった。かび臭く、古びた宿だったが、今は建て替えられている。 父は、浴衣の袖をまくりあげて、息子の為に、人形を落としてくれた。
 父の得意げな笑顔が浮かぶ。温泉が好きな父は、城崎の外湯に詳しくて、説明してくれた。
その一の湯から。当時の面影はない。洞窟風呂が売り物になっている。




 城崎の湯は熱い。
毎年、何回か行っていた、祖父が、湯あたりした、とか、叔母の一人が、やはり湯あたりして以来、「のびのおまつ」と揶揄されるようになったとか、子供の頃聞かされた、城崎にまつわる話をし出すときりがない。



一の湯から、地蔵湯に。地蔵湯を出ると、雨が降り出した。このまま、帰ろうという友人を引っ張って、御所の湯に。
ここは、以前、美人の湯、と言われ、ミスとサウナがすごく良かった。今は裏山を借景にして、大きな露天風呂ができ、城崎でも、一に抑えておきたい外風呂。

 どこの外湯も、若い女性で一杯。蟹の季節だから。こんなに混んでいたことはなかった。
 3軒体験してもらって、宿に帰ると、丁度食事の時間に。



 かにすきのコース。
ずわい蟹ですか、と聞くと、松葉です、と。グルーポンには、ズワイの蟹満腹コースとなっていた。

 蟹刺しが甘くて美味しい。蟹酢、焼きがに、蟹味噌、蟹豆腐、量は多くないけど、とても美味しかった。
 かにすきの野菜も一杯で、蟹を食べるのが苦手な私は、もたもたしている。友人は、満腹したようで、最後の蟹雑炊も、残さずに食べていた。
 充分あった。蟹も美味しいし、出しが美味しくて、雑炊も蟹と野菜の味がたぷりで、濃厚な味だった。





 友人は、食後もうお風呂に行かないというので、私だけ、すぐ近くにある、まんだら湯に。檜風呂が売り。

 以前は外湯には、旅館でもらう券を持って行ったのだけど、今はバーコードのついた、紙を首から下げて行く。
 夜は、明かりに照らし出され、雪景色が美しい。お風呂に入ってから、カメラを宿に取りに行って、写した。








 

   

Posted by アッチャン at 10:11Comments(0)旅のグルメ

2012年02月22日

吉田堅治展、開催中、ギャラリー、ブランシュにて

   



 吉田堅治展が、26日の日曜日まで、石橋から、徒歩3分の、ギャラリー、「ぶらんしゅ」で開催中です。
 早く伺えなくて、申し訳なかった、と思うのは、この展覧会を、是非、できるだけ多くの方々に、観ていただきたいから。
 ギャラリー、というと、小さなスペースを想像しているのですが、想像を絶する広さと空間を持ち合わせた、とても素晴らしいギャラリーに、吉田さんの、作品の中でも、逸品と思える、作品が沢山展示されているのです。



 英国大英博物館での、最初の大きな個展に、出品した、8枚の大きなパネルの集合作品が、ギャラリーの正面から、目に飛び込んで来ます。
この作品は、吉田さんが、最も力を入れて、心の拠り所を求めながら、宇宙空間に魂をぶつけた、そのような、エネリギッシュで力強い、力作中の力作。
観るものを驚嘆させずにはおかない、不動の名作です。



 吉田さんは、2006年頃、自分の作品を日本に送りたいと思うようになりました。
私にも、どこかの民家で、自分の作品を持っていてほしい。いつか、50年後、100年後に、作品が本物であるならば、必ず、世に評価される時が来る。
 パリで死ねば、パリ市のものになる。競売にかけられ、棄てられるものも、と。

判画

今回の作品展には、吉田さんが、パリに行き、版画工房に通って、作成した版画や、北欧に渡って、作った版画作品が出ている。
 吉田さんの版画は、北欧でとても好まれて、作れば、どんどん送ってくれ、と言われた、とおしゃっていた。
 版画は売れるけれど、版画を封印し、絵画一筋に、切り替えられたのは、
おそらく、奥様が、パリに来られてからだと思われる。



 奥様の支えがあって、本来やりたかった道一筋に邁進された。77年頃からの、吉田さんは、 描いて、描いて描きまくった、と言われた作品が、大英博物館のジャパンギャラリーでの個展につながった、と。
  奥様との生活の中で、生活を考えずに、自分の作品作りに燃えた時期だったのだな、と、今思う。
 都仏後、初めて、日本で個展されて、その時に、金箔を使うことに興味を抱いたと、ビデオで観させてもらった。
 パリに行き、新しい空気の文化の洗礼を受けて、西洋の人達に、吉田さんの判画が理され、長いパリ生活から、帰国した吉田さんは、日本の究極の美を表現する、金、それも時代を経て、変色している、金の、深い美に、感銘を受けたのではないだろうか。

判画

判画

吉田さんは、赤の上に、金泊を直接乗せている。変色していくことの自然、その変化していくこと、そのことが楽しみなのだ、とおしゃっていた。




 今回、展示されている作品は、吉田ワールドの原点から、これぞ、と吉田さん、自身が認める、渾身の作品が、いくつも。その中で、4点、これは売ってはならない、という作品が、非売品として、展示されている
 どれも、素晴らしい作品です。



 このような、展覧会が、わずか2週間の展示とは、本当に勿体ないと思うのですが、ギャラリーですから、次の予定が入っているようです。



 美術館の展示だと、何ヶ月も展示され、沢山の人が観る機会を得るのですが。
メトロポリタン美術館に、これがそのまま展示されるとしたら、どれほどの賛美が、
と思われて。




 この展覧会は、何度言ってもいいたりないくらい、吉田さんの作品の素晴らしさを、
余るところなく、表現している。


判画
 それは、ひとえに、吉田さんを愛する人達が、この作品展の為に、選び出した作品の数々が展示されているからにほかなりません。


 池田市 天神1-5-16
 画廊 ぶらんしゅ

 072-761-2626

 石橋 西出口を出て向かって、右手の商店街を抜けると、バス停留所が見えます。
その前。

 
 

  

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2012年02月21日

光市母子殺人事件の核心は?



   


光市母子殺害事件の最高裁判決は、被告人に死刑を判決を下した。これで、社会復帰することは不可能になったから、と実名と顔写真が公表された。
裁判菅の一人は、当時の18才という年齢よりも、精神的に未熟であったので、死刑に反対したが、全員一致の判決が原則であるのに、被害者と世論の意見を重視した結果となっている。

 当時23才だった、本村さんへの同情、その後の、メディアを通じて、世論に訴えて、死刑を以外にはありえないと、被害者側の正論をメディアを使って、訴え続けて来たことの効果は大きかった。
 この事件をきっかけに、被害者の権利を守る法律も成立させた。

 橋下さんは、少年を弁護する弁護士達に、資格取り上げなどと、弁護士としてはあってはならない発言をしていたこと、パックイン、ジャーナルで、川上さんが。

 一審、二審で無期懲役だった、判決が、最高裁で、死刑をまぬがれる理由はみあたらない、と広島高裁に差し戻されたのも、本村さんの心情と世論の力が大きかった。
 元少年が、生き返る儀式、だとか、ドラえもんが生き返らせてくれると思ったとか、
 過失に持って行くためで、情状の余地はない、とされたのであるが、その程度の判断しか出来ない、未熟さを取り上げる世論はなかった。

  母親の自殺を目撃し、父親からの暴力を受けた子供が、精神的に、正常な成長をし、常識的な大人と同じ判断が出来るのであれば、このような殺人は起こさなかっただろう。 本村さんは、最高裁で、被告に反省がなく、うそで固める発言をするに至って、更正への気持ちはなくなくなり、死刑以外にはない、と判断した、と述べていた。
  被告は、本当のことを言っているので、ごまかそうとか、刑を免れる為に嘘を語っているのではない、と私は思う。
 精神障害を持っている、証拠を、嘘をついている、としか思えないのは、被害者であり、冷静な判断が出来る、正常発達を遂げた人間であるから。

 この少年を、死刑にするのは、社会の正義を守る為、今後の犯罪をなくすため、犯罪について、皆で議論のテーブルに載せるため、様々な、政党理由をあげても、問題は核心をつかないし、解決にも向かわないし、犯罪がなくなることはない。

 本村さんは、14年間の間、精神的に強くなり、成長もしている。
 後味の悪い、結果になったと思う。勝者はいない、かかわった全ての人は、皆、敗者だ、と述べている。

 幼い顔の少年の写真が、テレビに写し出される。心が痛む。
 少年犯罪に対する、処罰は厳しくなり、成人を20才から18才に引き下げる検討もされている。
  世界が病んでるから、精神構造が、破壊されているから、凶悪犯罪が増えるので、
  問われるのは、むしろ、私達ではないだろうか。裁判官の良識も歪んではいないだろうか。世論に惑わされ、公正な判断が出来ないのではないか?
 死刑制度は、廃止すべきだ。
 親の愛情を受けて、子供が育っていくことの環境を、私達は作っていかねばならない。
 子供は国の宝、だと、真実言えるように。
 子供は、親を鏡にして育っていく。不幸な子供を世に出さない為に、私達はどうすれば良いのか、それを問題にして、問わねばならない。  

Posted by アッチャン at 13:28Comments(0)コラム

2012年02月20日

民主党のマニフェストの原則


   



 民主党がかかげたマニフェスト、公約違反だ、と自民党などが、追究しているのは、政策なのだけど、マニフェストの根幹というべき、5原則については、口をつぐんでいる。 最も大事なのは、この5原則で、それができないので、その後にできる葉図であった、政策もできないは、当たり前のこと。
 原則1 官僚丸投げの政治から、政権党が責任を持つ政治主導の政治へ
 原則2 政府と与党を使い分ける二元体制から、内閣のしたの政策決定に一元化
 原則3 各省の縦割りの省益から、官邸主導の国益へ
 原則4 タテ型の利益社会から、ヨコ型の絆の社会へ
 原則5 中央集権から、地域主権へ

 政権交代から、まず手をつけなければ、ならなかった、これらの原則、は何もできていない。旧来の自民党政治を、受け継いでいるだけで、椅子取りゲームで、民主党が奪った椅子に、座り続けつづけているだけだ。

 地方から、橋下さんは、地域主権をかかげて、国会に殴り込みにかかろうとすると、
橋下さんに擦り寄ろうとするが、内容が、自分達の首が飛ぶようなものなので、一変して、身を守ろうと、手のひらを返したような口ぶり。

 小沢さんが、やりべきことをやらずして、消費税をあげるこgとには反対だ、と言っているのは、この 5原則の改革をなさずして、ということなのだ。

 ちょっろと改革の姿勢を見せても、実情は、何も変わっていない。
官僚に頼って、官僚の意のままに、雛だんに乗っている。

 地方に財源も権限も移譲することで、地方自治を推進する機会は、大震災後にあった。 1年も動かずに、放置されたのは、国の規制によるもの。

 国の権限をなくすことを阻止する力は、それは大きいものだけど、政権を取った
 からには、やるべきことは、そのことからであった。国民は、支持を惜しまなかっただろう。

 小沢さんが、先頭に立っていれば、まず手をつけていたであろうこと、それゆ故に、小沢さんの手足を縛らねばならねばならなかった、国家権力。

 国家権力とは、中央集権、に他ならないわけだけど、ここを突破あすることで、あらゆる規制を取りのぞくことで、地方が自由に、住民の住民による、住民の為の政治が可能になる。御上からの分配によって養われているものは、御上の意向次第。
飴と鞭をもらう生活が良いときう、地方もあるけれど、それは間違っている。

 金を出せば、口も出る。その金は、国民が支払う税金であるのに、国に吸い上げられれば、あたかも、国のお金であるように、分配する権限を持ち、地方は頂くという構造になる。この歪んだ、おかしい制度を、当たり前に制度に戻すこと、
それが、政治改革の根幹である。
 消費税をあげるのは、5原則を実現してからでは内のか。それを問うものは、自分の首も危険にさらされる。正面に立ち、それこそ、命をかけて、勇気を持ち、御上と戦うものは、極小である。
  

Posted by アッチャン at 11:24Comments(0)コラム

2012年02月20日

昭和に会える町「岡町」


   




 叔母を見舞っての帰り道、岡町の、桜塚商店街を通った。
  お腹が空いて、ここを通る度に、一度入ってまたいと思っていた
  食堂に入った。




  店頭には、日替わり800円という、寿司とうどん過、中華そばとのセットが出ていた ので、それを食べるつもりだった。
 中に入ると、外から見るよりも広い。随分古くから、やっている店のよう。
 テーブルの上に、650円のセットメニューがあって、巻き寿司とバッテラに、半分のうどん付き。私はこちらを注文した。うどんが半分くらいが良いから。





 お腹の大きい猫がいる。可愛いとは言えない、顔つきの猫だけど、今お店の招き猫なの だ。
  客はなく、一人っきりで、閑散としている。
 バッテラと巻き寿司は、美味しいほどではなく、うどんも汁は辛い目だったが、なんとなく、田舎の食堂という感じ。


  
  食事を終えて、店を出ると、果物屋に並ぶきんかんが目にとまった。
 ここで買ったみかんが、すごく美味しかったので、きんかんも味が良さそう。
  つぶが大きくて、完熟のきんかんだ。
 店の主人は、愛想が悪く、売ってやる、という横柄さがあるけれど、看板は、高級果物、と書いている。
 高級にしては、値段を安く抑えている。
  一盛り、100円という、だいだいを見ていると、
 「食べられないよ。」とつっけんどんに言われて、通りすぎたものの、
 ミカンと、キンカンを買いに戻った。




 とても美味しいキンカンだった。
 目利きの効く、商人が、スタイルを変えずに、昭和の匂いを大事にしながら、昔も今も、変わらない味を売っている。
 黙々と、愛想悪く、職人の心意気を、感じさせる、商店街だ。
 私はこの商店街を通るのが好き。

  

Posted by アッチャン at 10:33Comments(0)日々の事

2012年02月18日

ジャーナリズム番組k「朝日ニュースター」が終了


  


昨日は、ブログへアクセスが多かった。小沢さんへの感心は、やはり深い。
 4月に、判決が言い渡されるということだけど、果たして、無罪になるのかしら。
半々の確率だと言っている人がいる以上、無罪は当然とは言えない。
 検察は、石川証言を証拠として取り上げないことを、決定。指定弁護士の手の内は、
 ほとんどなくなった。
 これで、小沢さんが無罪になる公算は大きくなったが、池田秘書の供述調書は、
 採用する。
  悪徳とわかっているものは、取り下げることで、公平性をアピールしながら、一方で
 有罪にできうるものを残しておいて、小沢さんの署名と、法廷での発言を合わせて、
 有罪に持ち込む可能性を残している。

 
   
 鈴木さんは、無罪なのに、有罪で、収監された。立候補は、5年間できない。
けれども、政治活動は、禁止されてはいないから、真民主党、を立ち上げた。

 私が、好きな、CSの、「朝日ビニュースター」という放送会社、これは母体が朝日新聞だったが、3月で、身売りされる。買い手は、「テレビ朝日」

 愛川欣也の「パック、イン、ジャーナル」は14年も続いた番組で、自由にものが言える番組として、人気が高く、視聴者の惜しむ声も多いが、3月で終了する。
その後は、西部ライオンズの野球放送になるとか。
 出演者が、スポンサーを探して連れてくるほど熱を入れて、続いていた番組だった。
原発についても、初期から、設計をした、後藤さんが出て、起こってる状態の真実を語っていた。
 愛川さんは、戦中派の人で、演劇人でもあり、戦争中、民主主義が弾圧された時代に、決して戻らないように、との願いから、民主主義に焦点をあてて、番組を作って来た。



 月曜から金曜までの「ニュースの深層」も、あらゆる角度からオープンに、シャーナリズムを大切にしてきた番組。

 地上波では、すぐにスポンサーが降りてしまう番組ばかりを、自由な観点で作られて来た、「朝日ニュースター」のスタッフは全員、やめる。

  民主主義が、じわじわと犯されて行く。まともな意見がまかり通らなくなっていく。 橋下さんのような、リーダーとして、決定できる人が好まれるようになっている。決定できないし、決定しないことで、停滞し続ける、政治の不在。

 橋下さんや、石原さんのような、決定はできるけれど、戦前の国粋思想に傾く人達に
国民が引き込まれるとしたら、恐ろしい。良い面と悪い面をしっかりと判断できるほど、
 国民が冷静だとは思えない。



 石原都知事は、新党を結成するにあたり、自衛隊と国軍に位置づけると。
 橋下さんの教育条例は、半分が教員への罰則規定になっている。
 罰則とは、人間の自由を束縛し、権力者が、弱者を統制すること、萎縮とやる気をそぎ取る。
 
 橋下さんの命令で、これを署名入りで出さないと、罰則の対象になるとした、選挙活動に関する、アンケート調査は、
 戦前の特高警察のやりかたと変わらない。憲法違反のもので、人権を踏みにじる質問と、告発を強要する内容になっている。

  
 
 

  民主主義は、日本に根付く前に、崩壊しつつある。国民は今、強いリーダーシップを求めている。
 一方で、強いリーダーが、暴走しないように、チェック機能を働かせる、ジャーナリズムの機能を
 摘み取る動きが強化されている。

  地上波のテレビが、最近、橋下さんのニュースを取り上げることが多くなっているが、国民の支持を
  得ていることで、宣伝に荷担する傾向がある。このアンケートの恐ろしさを取り上げる、テレビは
  ほとんどない。
  熱狂を煽ること、お祭り騒ぎにすることが、スポンサー確保の為の、視聴率を第一にする、テレビ局の
  方針になっている。


  政治家は、自分の立場が大事、テレビ関係者は、自分の首が大事。中立を心情とするジャーナリズム
  は、存続できないで、消えて行く。

  
   
   

Posted by アッチャン at 12:03Comments(0)コラム

2012年02月16日

別館牡丹園、エスト店

 


  友人と会い、お土産を渡した。
  友人の旦那さん、僕にもあるかな、なんて言っていたから、
 あなたにはないわ、と言ってきたそう。
   大きめのカップがほしいと言っていたので、気にかけて
見ていたのだけど、パリのプランタンで、色の綺麗な無地のものを、
ペアーで2個買った。
 「喜ぶわ。」と友人。
 良かった。友人の旦那さんは、彼女が出ていく度に、なんか買って来て、と
ねだるのだそう。
 旅先で、いつも、彼女は、思案しながら、旦那の喜びそうな、酒や食べ物のお土産を買っている。
  
 城崎に行ったことがないから、行って見たい、蟹を食べに行きたい、と聞いていたので、 グルーポンに、城崎の温泉宿が、かに料理の特別価額で提供していたので、買った。
 城崎と言えば、西村屋くらいに泊まれば、満足度は高いのだけど、1万円を切って、蟹料理なのだから、宿の人気度はしかるべきで、期待はしていない。
 特急を使わないで、普通で、とことこ行く。


  特急に乗っても、普通でも、話しをしているのだから、同じ事だから、安いに限る。3月になれば、青春切符が使えるのだけど、私は自分の予定をどうしようかと迷っているので、2月中にかたづけておきたいわけ。
 今年は、なんとしても、10万マイル飛行したいと思っている。飛行機代の高い時期を避けると、冬の季節に飛んでおかないと、達成が難しくなる。 というので、予定は、いつも先に片付けておき、自由に行動出来るようにしておきたい。
 
 友人から、よくお金があるね、金持ちやね、と言われるけれど、彼女の方が、遙かに裕福なのだけど、貯蓄に励んでいる。
 
 そんなに、貯めても、相続税が高くなるので、国に入るだけだよ。子供がいれば、残したいと思う人もいるけど、甥や姪に行ってもしかたないじゃん。



 いつまで生きるかわからない、と彼女は言う。
 確かに。あなたは、100才以上は行けそう。
 そんなの、周りに誰もいなくなったら嫌だわ。
 その頃には、ぼけているから、わからないわよ。
ぼけたら、家を売ったり、お金の出し入れもできなくなるわ。
 、銀行に頼んで、家を担保に、毎月のお金を管理して
 出してもらうようにしておけば良いのよ。
 女は、男よりも長生きする、ということを前提にした話。





  貯蓄なんてしなくて良いの。どんどん使うことに専念すべきよ、と私が言う。
 
 老後の不安、病気の不安、生活の不安、お金を使えない理由は、そういうこと。 そういう不安をかかえて、銀行や、郵便局に金利がつかなくても安全第一と貯金している。
 そういう人は長生きする、という予感のようなものがあるのではないかな。
 どこまで生きるかわからないから、と。120才かもね。
いつ死ぬかわからないから、と思う人は、いまのうちに楽しまなくちゃ、やっておくべきことはしておかなくちゃ、と思う。そういう人も、なんとなく、自分の命の長さを推し量っているのかもしれない。

  命のことは、運命なのだから、今日一日を精一杯生きることが大切だと心に言い聞かせるのだけれど、そうは問屋が卸さない。
 身体が元気なうちに、100マイルの飛行を達成して、永久ゴールドのステイタスに達したい。今年は10万マイル、来年の10万マイルを目標にしているのだけど、きつい仕事?
 ゴールドのステイタス取る為に、毎年50000マイル以上乗ることから、解放されるから。

美味しいわね。別館牡丹園の梅田店で、ランチを食ながらの、長いおしゃべり。
 お茶を何杯、いれてもらった事やら。
   1250円のランチで、これほどの長っ尻されたら、かなわんでしょう。
  
 携帯メールに、案内が来てたんだけど。
 今月は、小籠包3つサービスです。
  
  やったー。大好きなのよ。  

Posted by アッチャン at 15:18Comments(0)日々の事

2012年02月16日

BS11での、小沢さんの発言


  


BS11に小沢さんが出ていた。
 野田総理が、不退転の決意で、消費税をあげると明言し、消費税に反対する意向の小沢さんの発言に対して、岡田副総理は、民主党内で決定し、了承を得たことであるから、小沢さんが、消費税に反対するのは、筋違いだ、との発言が、テレビを通して報道されている。ここで、再び、小沢さんを使って、執行部の小沢さん叩きで、矛先をかわそうとする動きもみられる。

 BS11での小沢さんの発言は、代表戦で、菅さんと戦った時の、主張と同じことを言っている。自由党と結成して以来、小沢さんの主張は、少しも変わっていない。
 自由民主党が行ってきた、中央集権政治との決別、霞ヶ関の解体、地方に財源を移譲して、地方自治を進め、統治機構を変えなければならない。
 地方が、自分達の為に、有効にお金を使うことができれば、今の3分の1でも、今以上の有意義な使い方ができる、と。

 小沢さんは、いずれは、消費税を上げる必要がある、と言うことは、言ってきたけれど、国民との約束を、反故にして、自民党と同じやり方で、従来のやり方でやっていれば、財源が足りないのは当然のことで、その前に、やるべきことをやらずに、消費税を上げることには反対だ、と言っている。


 
このままでは、自民党も民主党も、信頼を失い、過半数を取れる政党がなくなる。
民主政治が全く機能できなくなり、混迷し、政治ができなくなる。

小沢さんの主張は、正当なことを言っているのに、誰も、小沢さんのような指摘をする議員はいない。
 改革が何もなされていないのに、そういう努力は、ある程度したのかもしれないが、官僚に飲み込まれてしまっている。
 何も手をつけられていない。
 官僚機構の厚い壁を打ち破るには、それこそ、不退転の決意で、死に物狂いで命運をかけて、望まねばならないのだが、そういう気概を持った議員は、権力を行使する側に、叩かれ、手も足も出せない状態に置かれる。骨抜きにされた議員が、今、民主党の執行部で、財務省の意向に沿った、あやつり人形として、自分達の地位を守られている。
 自民党議員も、民主党議員も、その他の議員も、誰も、国会で、霞ヶ関解体と、地方自治を促すものはいない。
 自民党は、民主党がやれないことを国民に約束して、大風呂敷を広げたと追究するが、改革が何故できないのだ、とは追究し、後押しすることはない。
 
  

Posted by アッチャン at 01:11Comments(0)コラム

2012年02月14日

法善寺横町でふぐ料理を食べて、御堂筋を歩く


 


 時差ぼけなのか、夜中、起きている。
友人の誕生祝いに、道頓堀の、さと寿司半で、ふぐ料理。
 冬場、一二度は食べたい、ふぐ料理。
 本当に美味しいふぐを食べるのなら、黑門町に行かねばならない所だけど。
 でもまだ、この店は、ほかのさと寿司半よりは、高級なのだ。
もともとは、すし半という店で、寿司の専門店だった。
 法善寺横町の周辺には、ふぐを売り物にしている店が、何軒かある。
 この店も、昔から、ふぐの店でもあった。
 コースは、8400円が最高で、デザートまで。
 6300円のコースで、充分だと思う。



  突き出し、てっさ、湯引き、からあげ、ふぐ鍋に、お雑炊。


 
私は海外から帰ったばかりで、一人でしゃべりっぱなし。
 2月の末から、パリのアパートが空くから、借りないか?と言われている
のだけど、弟や妹に気が引けるし、息子はいつ帰ってくるかわからないし、車検だし、税金の申告もしなきゃいけないし。
 相当つまらない話ばかり、聞いてもらいながら、ふぐ料理を食べていたら、
私は、味がさっぱりわからないままで。
 お酒は結構飲んで、酔ってしまった。



難波から、御堂筋を歩いきながら、またしゃべっている。
 酔いが冷めて行くのが、気持ち良く、本町の喫茶店で、コーヒーとマロンケーキを食べて、私は、しゃべりっぱなし。



 淀屋橋で別れて、中之島を歩くと、市庁の前を取り囲んで、デモの人達が、拡声器で怒鳴っている人について、声をあげて、抗議のシュピレスコール。



 警官が多数出て、取り押さえようとしている人達は、軍国旗を持って、デモ隊に罵倒の拡声。

 デモ参加者は、教師達のよう。
 教育基本条例は、いらない。
 教員基本条例はいらない。
日の丸はいらない。
 橋下もついでにいらないいらない。



 教育基本条例に反対する人達のデモに、右翼団体の人達が、デモを潰そうとしていたのだろう。

 カメラが向けられ、インタビューをするテレビマン。
日曜日だけど、橋本市長は中に居て、仕事をしているのかしら。



考えてみおれば、大阪は、無駄を良しとしてきた、遊び心を大切にしてきた町。
イギリスよりも、フランスに近く、ラテン的な町だな、と思う。
イタリアやギリシャにも近い町。



  

Posted by アッチャン at 01:05Comments(0)日々の事

2012年02月13日

スーツケース


 ペルシャブルー



私の記憶もいいかげんなものです。ニューヨークのデパートで、こんなのがほしいのよ、と何度も見ていた、サムソナイトの「キャリー、イージー」というスーツケース。
 ディスカウントデパートで、340ドルバリューの、145ドルで売っていた。
 これも買って、パリから持ち帰ったのを置いて帰ろうかとまで考えていたりした。

 家に帰って、スーツケースを片付けるのに、ニューオリンズのカメラ店で、スーツケースほしさに、オリンピアというビデオカメラを買ってしまった時に、手に入れた、サムソナイトのまがいもの?と疑っていたスーツケースと同じものだった。
スーツケースが並んでいる店に入って、持ち上げると軽いし、動きも良い、サムソナイトのスーツケースがあって、
 幾ら?と聞くと、
145ドル、と言われた。デパートと同じ価額だった。


 
これを買えば、そのスーツケースも無料で。最初は1400ドルのビデオカメラを800ドルにすると言われ、いらないと突っぱねて、スーツケースだけほしいと言ったら、
 店の人は、半ば怒って、80ドルで持ってけ、と言い出した。
 私は大喜びで、80ドルで買うつもりだったのに、店の主人は、
 「このビデオを550ドルにするから、スーツケースもつけて。」あれもつけて、これもつけて、と一生懸命。欲にかられて、ついに、550ドルで、ビデオカメラを買ってしまった。あんときに、スーツケースは、本物のサムソナイトだったのか?。

 ニューヨークで買って来なくて、良かった。



 息子から、ケチをつけられた、赤いスーツケースは、これはこれで、なかなかのもの
 なのだ。
 幾ら重くても、引き歩く時に、効力を発揮する。駒が大きくて、音がしないで靜かで、少々のでこぼこ道でもスムーズに動く。
 2つだけの車輪なので、360度の自由自在ではないから、改札を通る時に、細い所だと、つかえる心配があるので、そんな時は、持ち上げないといけないけれど。



 昔、サムソナイトの軽いものを買って、それはヨーロッパ中を率い回って、バス亭から遠い、ユースホステルに引き回った。ヨーロッパだけではなく、アメリカにも行った。ごろごろ道や、石畳になると、もう悲鳴をあげたくなる。
間に食い込んで、動けない。安定が悪くて、ふらふらするので、それを修正しながら歩くので、手首が痛くなる。
 そのスーツケースの駒が壊れて、修理に出した。」当時6000円の修理費だった。

スーツケースは、結構高かった。軽くて、私と旅の苦楽を共にしているので、これはなくてはならないから、と修理にだしたのだけど、修理から帰ってからは物置番になっている。
無印のスーツケースを半額バーゲンで買った。荷物の入り具合は、サムソナイトとほぼ同じ、4輪駆動のもので、ずっと楽に使えるようになった。そうなれば、サムソナイトが使えなくなってしまって。



 団体旅行をする人は、荷物の移動に頭を悩ますことはない。タクシーを気軽に使える人は、関係ない。

 でも、私のような、貧乏旅行をする人間にとっては、荷物をどう扱うかは大問題
 なのだ。バックパッカーと言って、大きなリュックサックを背中にかかえて、旅している人達のような体力はない。

 軽くて、容量があるていどあって、使いやすいスーツケースは、旅をささえる、なくてはならない必需品のだ。  

Posted by アッチャン at 00:49Comments(0)日々の事

2012年02月11日

帰って来ました。

 アメリカンウィング


ぐっすり寝て、爽快で起きた。
時計は、12時を過ぎていた。夜中、冷蔵庫に残してした、
新酒を飲んで、チキンラーメンを半分、お椀に入れて食べ、
お腹が膨れた所で、ベッドに。
寝付けない私が、本当に、バタンキューだった。
 飛行機で寝ていたので、寝られないかと思ってたけど。
やはり疲れてるのだ。あちこちが筋肉痛のよう。

 帰ってみると、家が広いなあ、と思う。

日本館
 
 関空に着くと、小さな子供が、キティーのキャリーバッグを
引いていた。自分の荷物を入れているのかしら。可愛いので。

 サンフランシスコへの飛行機の中で、廊下を挟んだ席に、若い母親と
男の子がいた。男の子は最初から寝ていて、母親も重なるように寝ていた。
母親は、半袖のティーシャツから、お腹が丸出しで、パンツも脱いで、下着だけ。
 そのうちに、子供を下の床に寝させて、母親は3席を占領して寝ていた。
 鼻輪をした母親と幼い男の子の、深い眠りを見ていると、
この先の人生の疲れを想像してしまった。
私も疲れているから。

リンカーン


二つもスーツケースを持っている私を見て、JFKに着いた時に、バスで一緒になった女性が、
エスカレーターに向かっている私に、
助け船を出すつもりで、
「エレベーターの方が楽ですよ。」とエレベーターの方を指さして。
エレベーターに乗ると、確かに楽だった。親切な人。

関空で、2つの荷物は、西宮までは、空港バス。西宮につくと、リュックとコンピューターのバッグも入れて、身軽に、二つのスーツケースだけを扱えば良いようにした。
両手に持って、真ん中に私が、エスカレーターも私が先に、荷物は後ろに。
改札は、一つの荷物を押し出して、次の荷物を引きながら、入る。
 美味しいそばの店までは行けないので、構内の、阪急そば、で我慢。
不味いけど、仕方がない。従姉妹のように不味い物は食べない、なんての私ではない。
 当店自慢の、「天丼とそばのセット」を注文。
 お腹が空いていて、「生き返る」感じ。

サージェント

 元気を取り戻して、電車の中に。
若いカップルが私の二つの荷物に目をやって、何か言っている。

駅に着き、エレベーターで上下して、バスに。
タクシーに乗るつもりだった。荷物が二つで、バスは乗れないかな、と。
名案が浮かんだ。小さな方は、荷物台に乗せて、一つを持てば良い。
 バスに乗ると、前にある荷物台があいていて、横の席も空いていた。
これで大丈夫。バスの中の乗客はじろじろ見ている。
 バス亭からは、下りの阪道。勝手に転がって 、私の身体をセーブしながら。
馬の手綱を取って、セーブしているよう。
 我が家に着けば、もう一つの関門が。階段を上げる。
 一つ一つ、引き上げる。

 やっぱり、疲れることしている。ぐっすり寝られるようなことしている。
 筋肉痛になることしてたなあ。


 

  

Posted by アッチャン at 22:00Comments(0)日々の事

2012年02月11日

 帰りの途に




 


 帰りは、すごく楽だ。JFKまでは、荷物が二つあって、タクシーを呼んでもらうつもりだったが、早く起きて、荷物を二つ持って歩ける様だったので、バスで行くことにした。25ドルの節約が出来る。お土産代の足しになるもの。

 バスは、夜中、空いている。座席の下に、大きなスペースがあるので、スーツケースは、そこに入る。空港行きの市バスだから、運賃は、地下鉄の2ドル25セント。

アパートのすぐ近くから乗れる。バス亭に私は早く行って待つようにしているが、他の人時間きっちりに集まって来る。

 JFKまで来れば、ラウンジがあるので、食べ物にありつける。

朝6時は、最初のフライトの時間なので、手荷物検査の従業員は、4時15分を回った所で、皆が待っている中を、のっしのっしとやってきた。
 出勤者の時間に合わせて、稼働するので、その日によって違うよう。
 JFKからの飛行機は、真ん中の席の人が、ビジネスへアップしてもらって、席を立ったので、横が空いた。窓際のインド人らしい男の人は6時間以上の飛行時間、ずっと寝ていた。
サンフランシスコには定時についたけれど、飛行機の中で30分以上待たされて、
乗り換えまでの時間が少なくなった。




 ニューヨークとサンフランシスコ間は、以前は食べ物が出ていたが、機内で売るようになった。1、2度買ったことがあるが、あまり美味しくない。
 お腹が空いて、サンフランシスコに着けば、シンガポール航空のラウンジでおかゆを食べたい。
シンガポールの空港ラウンジを教えてもらって、その次にサンフランシスコに行った時に行ったら、閉まっていた。今日はどうかな。飛行機が飛ぶ日でないと開いていない。
 今日は開いていた。シンガポールの中華風のかゆに、鳥が入って、とても美味しい。疲れが取れる。
 生ハムや、チーズ、果物も豊富にあって、サンドイッチ用にパンも置いている。
  カップ麺を食べている人が多かった。




 私は機内で、食べれば、と一つ持って入ったけれど、食べる機会がなかった。
エコノミープラスの席が、3席、づつ、3つに別れている。その3席に一人か、誰もいない、というくらい。
 私は、シートベルトサインが消えるよりも早く、横になってねてしまった。
 飲み物も、食事も取らないで、4時間以上もぐっすり寝ていた。



 起きると、他の人達も、寝ている。エコノミープラスでない後ろの席は、ほとんど詰まっている。
 エコノミープラスには、別料金を払えば、移れるようになった。
満席の時には、料金なしで、満席になるけれど、空いている時には、別料金がかかる。150ドルくらいだと思う。



お腹が空いたので、食事を食べたいというと、食事のサービスは終わっているので、なにか探して持ってくると言われた。
冷たいサンドイッチを2つ持って来てくれた。ビジネスから持って来たのだろう。ビジネスは、随時食べ物が置いてある。サンドやお菓子に果物など。



 10時間半の飛行は、いつもよりも40分早いらしい。
3席を使って、横になって寝ていられたので、ビジネス並に、身体が楽だった。
行きが成田経由になったのは、エコノミー席が、もっと少なかったからだろう。
この時期に行くと、穴場かもしれない。どこも空いている。
 
   

Posted by アッチャン at 12:53Comments(0)ニューヨークにて

2012年02月11日

再び、美術館に。


 美術館の前、閑散です。


明日は、日本に。
ニュースで、佐渡が震度5強の地震。雪が積もっている。寒さの中で、電気や
ガスが止まったら、凍え死にする人も出るだろう。
生命線に以上がなかったとのことで、ほっとする。

パリにいる友人達は、厳しい寒さに見舞われて、思うように動けないよう。
パリでは寒かったけれど、私がこの冬、買っていったダウンのロングコートが
すごく役にたった。
美津濃の体温で暖めるというダウンで、薄いのに、とても暖かかった。首に髭
のよう毛がついていて、それで寒さが柔らいだ。
外と内との温度差が激しいので、館内では、バッグの中に突っ込んで。
それほど安い買い物ではないので、躊躇したけど、思い切って買って良かっ
た。美津濃の製品は、やはり良い。





ニューヨークは、今年は珍しく暖かいけれど、マイナス16度にもなるらし
い。

息子は、今日が最後の仕事日。早く帰って来るというので、私も早めに出かけ
た。
昨日、閉館にていた、日本館に。



絵紙物で語られている物語を紹介している。
伊勢物語、源氏物語、平家物語、鳥獣戯画の物語、など、沢山の絵巻物が展示
されていて、説明がついている。
和歌は英語に翻訳してあって、わかりやすい。
実際の崩し文字は美しいけれど、さっぱり読めない。



でもまあ、よくこんなものが、こんなところにあるものだ。
しかも、研究熱心なのは、とても日本人がかなわないほど。
ニューヨークの市立図書館が所蔵しているものも多い。



日本画は、痛みやすいので、部屋のライトが暗い。撮影は禁止。

日本館から、アメリカ館に。

フォーク、


アメリカの新ウィングが出来ている。アメリカは、植民地時代からのものなの
で、絵画も18世紀以降のもので、古くは、独立戦争時代のものから。
18世紀から19世紀にかけて、肖像画を描くことが流行した。
その後、アメリカの自然を、大作で描く、自然派、フランスの印象派の影響を
受けた作家が出て、アメリカの印象主義、フォーク、など。



ニューヨークに来ると、何度も美術館に足を運ぶけれど、来ればまだ観ていな
いものや、展覧会が幾つも、各コーナーでやっているので、これだだけで、
終わってしまう。




それに買い物。昨日は、ブーツ売り場にいくつもりで、スーツケースを買って
時間がなかった。
息子のガールフレンドが、ティンバーランドの長いブーツを買って来たのを見
せてもらって、私も買いたいブーツがあるので、行って見ようと思っていた。
私の足にあう、ワイドは、なくて、全てMサイス。やはり、ないわ、と思いな
がらも、中に毛皮の入ったブーツに足を入れてみると、全く大丈夫。
中を見たら、ワイドと書いている。




コナミで10pパーセント引きで売っていた、オーストラリアのブーツだ。
大阪の町中でも良く履いている。
足が凄く暖かくて、中がふわふわして、気持ちが良い。
靴の重さが結構有って、、スーツケースがまた重くなった。
余計なものかもしれないけど、これがあれば極寒でも大丈夫。
寒さを防いでくれるものとなると、飛びついてしまうのは、私の冷え性だから

 ホーマー

6時半には帰って来ると言ってたので、アパートに戻ったら、まだ帰っていな
い。今夜は、退職祝いにレストランに行くことのなっている。



一時間ほど予定より遅く帰って来た。会社でお別れのパーティーをしてくれた
という。
今までに、退職者にそのようなことはなかったので、息子も仕事が終わって帰
ってくるつんもりだった。
皆の寄せ書きや、支店長からは個人的なプレゼントも。泣きだす人もいた。

サージェント

会社からの推薦状は、最高の賛辞をもらっている。
会社に7年もいて、仕事は人の何倍も稼いで、給料は安月給で、いつもやめる
と言いながら、首にしてほしいと言いながら、仕事は完璧に働いて来たので、
客の指名が多くて、忙しさは人の何倍もで、人に好かれる質なので、前例のな
いことをしてもらって、惜しまれて、やめていくことが出来て、本当に良かっ
た。



  

Posted by アッチャン at 00:14Comments(0)ニューヨークにて

2012年02月08日

メトロポリタン美術館からマジソン通り


 


パリからニューヨークに来ると、ロンドンと同じく、経済が全ての町であるこ
ことを実感する。
パリは、どこも絵になって美しかった、と。贅沢がちりばめられていた、と。
喜びの為に、美の追究に、湯水の如く金を惜しまない町。



ロンドンやニューヨークは、金融の町、働きばちの町、合理的で、無駄という
言葉を嫌う町。
パリは、実に無駄を生き甲斐にして、あるような町。

メトロポリタン美術館に行き、日本館の、「物語りの絵巻」を見るつもりだっ
た。日本館は、今日はお休みの日で有ることを忘れていた。

どう、前にもこういう体験をしている。
聞くと、経済的な問題で、隔日に開館しているとか。



改革時の中国絵画、という展覧会をやっているので、それを見た。
墨絵と美人画。感想はない。

ガンダーラ美術、インド、ペルシャ、トルコあたり、いつも時間なくて、見な
い所をぶらぶら歩く。

月曜日がお休みなのに、火曜日は、空いている。冬場ということもあって、
美術館で働いている人の方が多い時もあるのではないかと思われるくらいガラ
ンとしている。

このあたりは特に空いている。
ブルーの色が美しい陶器。繊細なガラス細工や金細工。
各コレクターの写真と一緒に展示されていたり。



日本の陶器のコーナーがあって、江戸時代の陶器が沢山展示されている。これ
らも全て、コレクターにより寄贈だろう。

美術品に魅せられて、お金持ちが生涯を通じて、コレクションしたものは、シ
ッピングして母国に持ち帰るにも、大変な作業と労力を要したことだろう。
情熱と欲望と執念、一時的ではない持続性、想像出来ないくらいの大きさだ。



美術館を出て、マンハッタンを59通りまで歩く。マジソン街ウインドーショ
ッピングをしながら。

毛皮を着込んだマダム、お洒落な若い女性、スノッブな人達が店に入ったり、
出たり。



シャネル、グッチなどのおなじみの店や、宝石店。店の中に、案内の店員が、
客待ち顔で立っている。暇そう。



59ストリートには、ブルーミング、ディールの高級デパートがある。
ここも閑散としている。パリの混雑ぶりとは、対照的。ルイ、ビュトンに、
一人、韓国か中国か、の人が買い物していた。
トイレだけは、、混んでいた。

59から、4番線で、センチュリー21のディスカウントデパートに。
ここは、いつも満員で、ヨーロッパからも買いにやってくる。

私は、ここで、スーツケースを買ったのであります。




  

Posted by アッチャン at 23:13Comments(0)ニューヨークにて

2012年02月08日

旅行鞄



  


パリのプランタンに修理を出していた、赤いスーツケースに入れ替えて
ニューヨークに持ち帰ったまでは、気を良くしていたが、
「あの黒いスーツケースは?」と息子に聞かれて、
「あげきた。」と言うと
「あの方が、よっぽど良かったよ。」と言われると、急に意気消沈してしまっ
った
従姉妹の所に持っていったのだが、
「まだ、新しいじゃないの。」とも言われ、なんか勿体ないことしているな
あ、とは。



それは、無印で買った2代目のスーツケースで、1度か2度使ったかどうか。
以前に同じ物を買って、それは随分各地を私の手足になって働いてくれた。
使い勝手が良かったのだが、車が引きやすく、軽いものが欲しくて、次から次
にスーツケースを買ったものだから、ずっとお蔵入りしていたもの。
軽くて、小さめのスーツケース、これはなかなか良かった。
あの火山の噴火騒ぎの時に、パリからロンドンに持っていき、パリで荷物が増
えたので、従姉妹にあげて、赤いスーツケースを買って帰った。
次の年に、赤いスーツケースで行き、修理にだして、リモワの大きめのを買っ
て帰った。
息子がほしがっているので、家に置いている。




で、ニューヨークに、一部破れている、黒いスーツケースを持っていき、ニュ
ーオリンズで、偽?サムソナイトを買って、それはホテルに捨ててきた。
今回は、使っていなかった、無印のスーツケースを使って、ニューヨークか
ら、パリへの旅に。
悪くはなかった。が、飛行機の中に持ち込むと、上にあげるのに、人に頼まな
いと自分ではあげられない重さ。
いつも、荷物を預けるようにしているのだが、今回のように、パリに入り、そ
のままロンドンに行く予定の場合、
万が一、荷物が出てこないと大変なことになる。



以前に、ルフトハンザでパリに来た時に、荷物がどこかに行ってしまった経験
があるので。
アメリカでも、なんどか。
移動の激しい旅には、軽くて、小さなスーツケースがほしい。



帰り支度で、増えた荷物をつめてみると、やはり許容量が足りない。
いつも、手提げのバッグに軽い衣類などをつめ、重いのは、スーツケースに入
れて、持ち帰る。だから、スーツケースはいらない?はずだったのに、
買ってしまった。
軽さ2キロ、車の回転が良く、機内持ち込みサイズのもの。
英国のメーカーで、altrerとか。
600ドルバリューのものが、130ドルになっていた。
他のは、同じでももっと高い。傷がついているので、安くなっている。
傷なんて、一度使ったらつくので、問題ない。






得々として持ち帰った。
お客さんに招待されて、食事から帰ってきた、息子に自慢すると、
「又、買って来たの?無駄遣いして」

意気消沈中である。

 夜中、目が覚めて、ネットで調べたら、日にも上陸、と書いている。
 日本では、22000円だった。
 
 旅に良く出るものにとって、靴とスーツケースには、苦労する。
 良さそうだと思ったら、買ってまう。  

Posted by アッチャン at 19:57Comments(0)ニューヨークにて

2012年02月08日

パリからニューヨークに

 



朝、昨日のストの影響が残っていて、エレベーターが動かない箇所があって、
腕の関節がおかしくなった。階段は困る。
昔、パリに初めて、一月の滞在で来た時、毛皮を着て、その上にレインコート
で覆って、大きなスーツケースをかかえて地下鉄の階段を上り下りした。



汗びっしょりになって、顔からも汗が噴き出して、安宿にたどりついた思い出
は、貴重だ。



朝、パン屋があくのを待って、パンを買い、空港には、随分早い目に出かけ
た。朝食を食べないで出たので、トイレの心配もしなくて良い。
今朝は、3時に目覚め、頼んでおいたモーニングコールのお世話にならなかっ
た。
空港につくと、パンとハム、コーヒーなど、お腹一杯食べて、インターネット
をして時間まで、あっというま。





フランクフルトでは、5時間近くの待ち時間。ラウンジがあるので、随分助か
る。
美味しそうな食事が合ったけれど、朝のパンでお腹が膨れて、食べられない。
それでも卑しいから、サラダのピクルスとジャイモのサワークリーム、これ
は、ビールに良くあう。ビールのつまみに。
ドイツにいると、やはりビール。フランクフルトソーセージにこれらの付け合
わせ、カスタードを添えて。これだけは食べなきゃ。

フランクフルトのラウンジ

寝むけが出るが、そこは我慢。空港で寝てしまうと大変だ。
やっと飛行機に乗り込んだ。飛行機は空いていて、席が空いている。
扉が閉まると、それぞれ、空いた所に移動している。



私に席は、中2つ空いている。飛行機が飛び立ち、最初の飲み物が来て、ワイ
ンを頼んだ。それを飲むと、寝てしまって、食事が運ばれていたのも知らなか
った。
結構寝ていた。8時間半の飛行の間、ほとんど寝ていた。
空港に、息子が迎えに来てくれて、ガールフレンドと娘さんも一緒。



ミミちゃんが、貝が6つづつよ。
うにや、蛤、海老などを買ってくれたようだ。
帰ると息子とガールフレンドがキッチンに立って、料理をしてくれた。



大はまぐり、ミミちゃんの大好物だとか。子供が、貝を好きなんて珍しい。
海老に、ししゃも、蛤の酒蒸し、うに、薄揚げの味噌汁。
どれも沢山の量なのに、皆、凄い食欲だ。
私は、飛行機内で食事を取らなかったので、お腹が空いているけれど、
まだ、頭が飛行機の揺れ状態で、ふらふら。






12時に寝て、途中何度か目を覚まし、トイレに行ったけれど、朝の7時まで
寝ていた。飛行機の中で寝ていたので、寝られないかと思ったが、相当、疲れ
ていたようだ。
ここは、日本にいるのと同じ。日本食と、Japan放送。




  

Posted by アッチャン at 00:02Comments(0)ニューヨークにて

2012年02月06日

モンパルナスの「クーポール」



 

モンパルナスのキキも、ドームやクーポールに足繁く通っていた下もしれな
い。
藤田嗣治も、岡本太郎も、フリ、ド、ラ、メーる、氷の大皿に、彩りよくもら
れた、新鮮な牡蠣や蛤、海老に蟹、ホタテなど、
日本人ならずとも、誰でも、食べれば好きになる。
モンパルナス界隈は、海鮮料理の店が並ぶ。海鮮ばかりではなく、フランス人
は肉好きだから、お肉の料理も勿論。



モンパルナスは、眠らない町。夜通し、賑やかだ。
サルトルやボーボワール、ボードレーヌ、詩人、文人、画家などの文化人が、
夜通し、論を戦わせた、カフェのある、サンジェルマン、デプレは、すぐ鼻の
先で、ルクサンブルグ公園を挟んで、哲学の道。

一度も、ドームにも、クーポールにも行ったことのない私、友人が客が来る
と、ここに来るそう。


高い、というイメージだったけれど、それほどではなく、カジュワルな店だ。
二人分の海鮮、メインは私が、魚のシュクルット、友人は、鴨を。

新鮮で美味しくて、パンもバターも。



ワインは、カラフェだと安い。白ワインと赤ワインも。

フランス料理にお腹が一杯になっても、デザートは別腹。
友人が注文した、ティラミス、こんなに美味しいのは、少ない。



すっかり酔って、上機嫌で、帰り、あたふたとシャワーと寝支度をして、ホテ
ルに、5時に起こして、と頼んで寝た。
5時じゃない。3時に目が覚めた。こんなに寝心地の良い、ベッドなのに。4
時まではベッドにいて、仕方なく起きる。
コンピューターに写真を入れようとして、探したら、ない。ない。偉いことだ
わ。クーポールに忘れて来たのでは?もう間に合わない。
綺麗に詰め込んだ荷物をもう一度開いたら、あった。なんでかわからないけれ
ど、荷物の奥にしまってあった。



鏡に映る私の顔が、あちこち赤くなっている。これは肝臓?あかんぞう。
ううん、最近、ずっと毎日飲んでいる。量も増えている。

冷蔵庫の上に、昨日飲んでいた、白ワインの残りが。
  

Posted by アッチャン at 23:19Comments(0)パリにて