2010年10月26日

特捜検察は廃止すべき


  


特捜検察は、廃止すべきだ。強力な権力を持つ者は、必ず腐敗する。特捜は、完全に腐敗状態にある。
冤罪は何も今に始まったことではなく、証拠の隠滅も、前代未聞の出来事ではない。戦中に、軍事政権下で、民主主義を弾圧し、民衆を食べさせない為に、特別の権力を持った、特効検察が、そのまま、戦後も、闇取引を摘発し、赤思想を押さえ込む為に、検察の権限を残していた。特捜部は、解体すべきだ。

検察が提出する証拠書類が、法廷において、有効とされるのは、民主主義国家において、日本だけである。
裁判は、あってなきがごとくだった。検察の証拠が、裁判官の判断の基準になっていた。
起訴すれば、99パーセント有罪が確定する。そんな馬鹿なことが、当たり前のこととして、国民に支持されてきたのは、ひとえに、検察イコール正義だと信じられて来たからだ。

 無理で強引な取り調べが、戦中のみならず、前後も延々と続いてきたことを、知っている記者達は、陰で話はしていたものの、表沙汰にはしなかった。新聞に一切書かなかった。書けば、ニュースソースが絶たれるからだ。
 小沢さんの問題にしても、記者クラブの大手各紙は、検察からのリーク記事を載せて、1年半におよぶ、小沢さんを犯罪扱いするような記事を書き続け、検察審査会で、強制起訴が出ると、翌日、一斉に、小沢さんが議員辞職をすべきだと、一面で報じている。
 それは何故か?
小沢さんを政治の世界から抹殺する為だ。自分達が書いてきた事を正当化するため、検察と一蓮托生になってやっている、自分達の利権が脅かされることを恐れて、利権どころか、中立で、公明正大であるべき、ジャーナリズムの本質に、反して、権力に迎合してきた、ジャーナリストとしてあるまじき存在であることが暴露されることを恐れて。そして、何よりも、新聞を売るために、国民の喜びそうな記事を書こうという卑しさから。
彼らが、民意だ、と言うところの、彼らのねつ造を、隠し通す為。

 ジャーナリストというのは、あらゆる権力に迎合することなく、フリーの目で、公明正大を胸として、自由に書く人間のことを言う。
 検察も、裁判官も、間違いをしでかす。金権に動かされる。密室で行われること
は、何も信用出来ないのだ。

検察審査会のメンバーも、そこで何が行われていたのかも、何もわからない状態で、国民が、これを正義だと支持する根拠は、何なのだろう。

検察は、正しい。新聞は本当の事を書いている。それにつきるのだ。
誰が被害者なのだ?
私達、国民だとわかっていますか。私達の税金で、養われている、特捜検察、検察官、裁判官、私達の購読料で、養われている、新聞記者達、
私達に権限があって、彼らにはないはずの権限、彼らが威張っているのは、とんでもない。私達は、常に、疑いの目で、彼らをチェックしなければならないのに、
現実は、逆転している。

戦時中、国民がだまされ、丸め込まれ、信じ込まされた、恐ろしい権力構造が、今も、存在していて、権力をふるっていることを、私達は知るべきだ。

目に見えるもので判断しなければならない。取り調べの可視化、記者会見のオープン化、検察の権限を取り払うこと、フェアーな土壌で、行われることは、たとえ、間違いはあっても、最小に防げる。あらゆる人間が、公正な機会と権利を有することが出来るように変えていかねばならない。それが出来るのも、国民の民意なのだ。
 特捜の様に、特別の権限を持った、検察組織は、いらない。  

Posted by アッチャン at 14:50Comments(0)コラム

2010年10月25日

城崎温泉

  

 


城崎は、湯治場として栄えた所で、柳通りの川べりに、沢山の湯治場としての名残を残した宿屋が並んでいる。
 城崎は、7つの外湯がある。一の湯、地蔵湯、まんだら湯、柳湯、御所の湯、こうの湯、里の湯。内湯を備えている旅館も多くなったけれど、小さ旅館が、通りの奥にもぎっしる詰まって、館内に風呂を持たずに、湯治客は、外湯を使っていた。
 城崎の湯は高温で、湯あたりに注意が必要だと、昔から言われて、長くは浸かっていられなかったけれど、最近は、外湯が全てリニューアルされ、温度も昔ほど熱いと感じられない。
城崎に宿泊するのは久しぶりだ。


 ネットで随分安い旅館があり、60年の建築で部屋はぼろいと、書いているので、覚悟して行くと、予約を入れた本館ではなく、グレードが上の別館に通された。車を止めようとしていると、宿の人が、まるまるさんですか、と声をかけて待ってくれていた。
「もっと近くに駐車場がありますから。」と誘導してくれたのは、旅館のそばで、車はなかった。
 二食付きで6千円、という、超格安料金なので、それで良いのかと、恐縮する。
城崎は初めてですか?と聞かれて、まさか、何度も来ているとは言い難く、海水浴の帰りに、と適当な返事をした。
この企画は、60周年にちなんで、城崎を知ってください、というものだった。



城崎に、初めて来たのは、30年以上前のこと、温泉好きの父と家族で。城崎と言えば、やはり冬のカニのシーズンが多かった。雪の中を、外湯へ。行きは寒いが、帰りは、気持ちが良くて、湯冷めしない湯だった。
以来、様々な宿に泊まっているが、いずれも名の通った宿がほとんど、中でも西村屋が気に入って、何度かリピートで。今回は、
この宿で、6千円で泊めていただくのは、気が引ける。トイレもない部屋のはずだったが、別館の洗浄トイレがついている部屋なのが嬉しかった。
別館に案内されたのは、客がいないからだった。仕事上、都合が良いからだろう。二つある貸し切りのお風呂は、掛け流しの100パーセント温泉で、外湯の混ぜ湯に比べて、泉質ははるかに良い。
けれど、城崎の外湯は風情がある。まずは、駅前にある、さとの湯に。


ここにある、ハーブのミストサウナが好きなのだ。二階にあるミスとサウナの位置が変わっていて、ペンギンサウナという0度から5度までのの、冷蔵庫に中のようなサウナが出来ていた。ミスとサウナは、川が見える場所に移動していた。露天風呂は、消毒薬の匂いがして、使わなかった。





 夕食は、松花堂になっていたので、食事の量が抑えられると思っていたら、会席の料と変わらない。
 あまり安いので、お勧めの甘エビを別注したら、20匹と書いていたのに、30匹くらい入っていた。ビールとお酒を注文して、少しは売り上げに貢献させてもらう。



夕食後は、近くにある、一の湯に。洞窟風呂が露天になっている。
以前は、幾つもお風呂周りをしたけれど、このくらいが関の山。寝る前に、宿の湯に浸かって、寝ると、身体が熱くて、疲れすぎて、夜中に何度も目が覚めた。

翌朝は、朝食前に、御所の湯に。
 昨日は、御所の湯が休みだった。
 私はここの、ミスとサウナが一番好き。温泉のミスとが、霧雨のように降り注ぎ、温度は高めなので、すごく気持ちが良い。
 小さな風呂だが、美人の湯として、肌に良いとされていた。
 所が、御所の湯は、大きくなっていて、露天風呂は、山の雄大な景色を背景に出来ていて、素晴らしい風呂に変わっていた。けれど、ミスとサウナは、ミストが弱くて、効果がない。
朝から沢山の人が露天に入っている。山口から観光の団体でやってきた人達だった。
御所の湯には、是非入ることを勧められたとか。食事をすませて、出発の時間までの間、入りに来ていた。





 御所の湯は、いつ改装されたのかを尋ねたら、5年も前だという。元の場所から移動して、市役所のあった場所に建てられた。
 もう5年も、御所の湯に来ていないことになる。時間の経つのは早いものだ。



 大阪から来ている婦人が、清住のコスモスを見て、丹波で買い物をして帰る予定だといわれる。10月の始めに、コスモスを見に行ったら、まだ咲き始めだったらしい。彼女も、昨夜は、他の宿に泊まって、ネットで城崎の宿を取ったという。
 やはり、値段は安く、1万円かからなかった。城崎は、過疎化が進んで、どこの宿も、値下げ競争をしているという。



 夏は海水浴、冬はカニのシーズンで賑わう、城崎、10月は、閑散としているので、穴場だ。中国人観光客もいない。黒川温泉では、中国人が多くて、風情がなかった、とその人が。有馬や、淡路島、天の橋立、等は、観光客で賑わいを取り戻してるが、城崎は、足が不便なのか、柳は中国のほうが本場だからか。むしろ、ヨーロッパやアメリカ人が城崎フアンが多い。



 コスモスを見て帰ろうと、青垣までは行ったけれど、道の駅の側に、コスモスの畑があって、ここでコスモスの群生を見る事が出来たので、清住まで足を伸ばさなくても。
 道の駅で、二八そばを食べた。とても美味しい、ざるそば。注文してから、作るので、時間を見てほしいと但し書きがある。にぎりが2つと野菜の天ぷらが、セットを注文するとついている。お米も野菜も、蕎麦の全て自家製の有機。味と香りが浮き立つ。

  

Posted by アッチャン at 11:15Comments(0)旅のグルメ

2010年10月23日

再び丹波へ、箱寿司のお勧め



   


再び、丹波へ。

 秋の丹波に、車で出かけた。先日、電車で友人と行ったばか。先週と打って変わったように、人が少なくなっていた。
 黒豆は、最盛期を迎え、良く太って美味しくなっているので、先週よりも値段が上がっているという。
 車だから、野菜を買い込むことが出来るのだけど、あいにく、冷蔵庫の中は、野菜で満杯になっていた。
 高かった野菜の値が下がり、嬉しくなって、沢山買い込んでいたから。毎日使う、レタスも二つ、トマトが5個、キュウリは6本、サラダ水菜やほうれん草など、など。
 
 


 丹波のお米が、あまりの美味しさに、ついついお代わりをしてしまう。
新丹波荘の難点は、お風呂が温泉でないことだけど、温泉がなくたって、料金が安いし、料理人が変わったのだろうか、それとも、秋の食材の御蔭か、何もかも美味しい。特に、普段は食べない、牛肉のすき焼きに使われている、但馬牛のうま味は、最高だ。


民間に変わったのかと思ったら、やはり県営と書いている。我らの税金が投入されているからこそ、こういう風に、美味しい素材を使うことが出来るのだ。館内は改装済みで、部屋は広くゆったりしている。
朝のコーヒーは、セルフなので、コーヒー飲みの私には、嬉しいサービス。挽き立ての香りが漂って、おしゃべりしながら、3杯もお代わり。 家では大きなマグカップになみなみだから、同じくらいかな。


 


朝起きると、雨模様。でも、しとしとという程度で、暑くなく、寒くなく、歩くのに丁度良い。ちらついたり、やんだり。ほとんど傘がいらなかった。
 丹波を散策して、写真を撮っていると、結構時間がかかるもの。ひなびた場所を好んで歩く。良い被写体に出会うから。



先日時間がなくて、案内出来なかった、町家通りに。ここで、アートフェスティバルが開催されている。
 競い合って、力作を出すためか、素敵な作品が多い。
その中で、38年くらい、日本に住んでいる、ピーター、ハーモンという陶芸家の作品に惹かれた。このまま、美術館に収められても、ひけを取らない素晴らしい作品だ、と私は思う。





 商家の町並みにも、ほとんど訪れる人はなく、宅急便で、お米や、黒豆をの荷物を積みあげている店も閑散としている。週末にやってきた客に送る手配だろう。



通りに、10割蕎麦の店があり、少し、奥に行くと、箱寿司の店がある。
仕出しの車が出て行った。外には、寿司の値段がなく、ただ、篠山名物、箱寿司と書いているだけ。私の鼻はきいて、この店は美味しそう。でも、値段がわからない。とにかく覗いて見る。中に入ると、客はいない。がらんとして、薄暗い感じ。




 箱寿司は、1050円。箱寿司は、ご飯が詰まっているので、9つも食べられないだろうと思ったら、食べるほどに、美味しさが増していって、いくらでも食べられそう。
この店の、箱寿司は、生魚に垂れをかけている。ご飯はいわずもがなだけど、その中でも、超高級な寿司米を使っている。鯛に卵をあしらって、山椒の風味や、しその羽を添えたものなど。老舗の味の醍醐味を味あわせてもらった。
 丹波なればこそ、このような寿司に巡りあうことが出来た。



町家通りの店は、観光客の多い、表通りとは違って、黒豆なども安く、品質もよいものを置いている。丹波焼きの美術館、能楽の美術館も通りにひっそりと。

春日神社の能楽堂は、祭りが終わって、木戸が巡らされて、閉まっていた。
丹波の秋、味祭りは、この週末が最後を迎える。

  

Posted by アッチャン at 14:37Comments(0)旅のグルメ

2010年10月16日

丹波篠山の秋祭り

 春日神社の能舞台は、明日の御輿出しを待って、お化粧。

丹波は、今秋祭り。丹波と言えば、味覚の里。秋は、黒豆に栗の季節、それに丹波米の新米が出て、山芋も。

 春は、桜、秋は紅葉、冬の雪化粧と、四季折々に楽しめる。おひな祭りの頃、丹波を訪ねた折に、丹波を歩く夫婦に、是非秋においでなさい、と勧められた。
 黒豆の収穫時には、祭りがあり、陶磁器が沢山出て、味覚で毎日が賑わうので、一番楽しい季節です。



 丹波に行きたいという友人がいて、それなら、秋祭りの頃が良いだろうと、早速出かけることになった。
 調べると、16日、17日の土日に、春日神社の御神輿が出て、味覚祭りの店や、陶器祭りなどがあると書いている。
 平日しか休みのない友人、泊まる宿も、平日ならではの格安料金、人も少ないだろう。

 いつもは、車で行くのだけど、電車ならではの良さもある。
今まで知らなかった場所も、歩いてみれば、発見の旅だった。



 まずは、丹波駅から、バスで町中まで直行した。途中に泊まる宿のバス停を通り過ぎた。
松茸が今年は豊作らしいから、食べたいね、と話しながら歩いたけれど、丹波の松茸は、値段が高く、店先にどこもまだ、置いていない。一軒、取ってきたばかりの松茸をにおいだけかがせてもらった。なんとも良いにおい。取ってきたばからだからという。
『今月末になれば、沢山採れるようになって、安くなるよ。」



どこでお昼を食べようか。母と大晦日に泊まってた、宿の前に、昼食を案内がある。や、松茸だ。
松茸ごはんに、松茸の土瓶蒸しがついている。二階のダイニングルームに案内され、ああ、なつかしや。


女将さんが忙しく働いておられる。
母が元気かと尋ねてくださる。
 ダイニングの客も、常連さんが多いよ。女将さんと話しがしたくて来られているようだ。



私達は、松茸はやめて、麦とろ飯とすき焼き、黒豆などのついた、味覚ランチに。
松茸ご飯も入った、特別食は、3000円。味覚は、1890円。
夜も、ご馳走だから、カロリーを抑えて。でも、すき焼きのお肉が沢山あって、これでは、夕食までお腹が空きそうにないわ。

歩き回って、ホテルへのバスに乗った。降りた所で、友人は、今年初めてだと、柿を買い、私は、ノンアルコールのジントニックを買う。彼女も一本。これは、結局飲まないで、冷蔵庫に忘れて出て来たことを、今思い出した。



コンビニから出て、野道を歩くと、柿がたわわに実っていて、渋柿かな、といいながら取ってみると、すごく甘い。畑に一本の柿の木、放置されたまま。

ホテルでの、夕食に出た、茶碗蒸しは、まぎれもなく松茸が入っていた。
ビール一本つきの特別料金だから、全く期待してなかったので、嬉しさ倍増。
写真機を忘れて、撮れなかった。結構種類もあって、追加に梅酎ハイも頼んだ。
丹波の新米が、ものすごく美味しくて、普段はお米をあまり食べないので、感激。
友人は、ご主人と2人で、一月14キロ食べている。毎日、朝、昼、晩、ご飯党。



   お風呂煮に入って、ご飯を食べて、お酒が入って、まだ9時だというのに、友人は、寝てしまった。私は、なんとか、10時半まで起きていた。夜光虫の私としては、超早寝。

 朝風呂、朝食、食後のコーヒー。10時に宿を出て、美味しかった、柿を幾つか、もいで、ビニールに入れた。お土産にも良いね、なんて。 
バスは30分後にしかないので、歩くことに。



 バス道に沿って、歩いていると、土間で、黒まめを叩いて、実を取っている年老いた夫婦がいた。
 前夜、お風呂に入ると、近くの農家から、毎夜、お風呂だけ入りに来るという女性がいて、サウナの中で、話をした。

毎日の風呂が唯一の贅沢なんだそう。黒豆を掃除するのに、喉がはしかくて、サウナに入ると収まるのだ、と話していたことを思い出していた。

「のどかで良いとこですね。」と声をかけると、
「どちらから?」と身体の細いおばああちゃんが。
『私は宝塚から」
『宝塚のほうが良いとこですよ。ここはなんもないです。黒豆ばかり。」



ホテルで、観光施設の割引券がないかと尋ねた。

歴史博物館は、仏教美術の特別展を開催中なので、4館共通の入館料が、通常の6百円ではなく、8百円で発売している。 パンフレットをもらった

歩いていると、標識に、武家屋敷、安間家資料館と言う文字が目についた。


パンフレットに書いてあるように、
城下町篠山の、歴史の散歩道を辿りながら、 まず、武家屋敷の通りを歩き、安間家資料館に入り、そこで4館のチケットを買った。


 武家屋敷通りに、畑で採れた、黒豆を並べて売っている人がいて、味見をどうぞ、と勧められ、美味しかったこと。



 
まだ、これから廻っていくので、買えない。直だから安いよ、600円。

 人がほとんどいないので、ひっそりしている。こんな日が良いね。







次に、コース案内の、青山歴史村へ。城壁の石積みをしている、栗山建設が、個人の家の石塀を積んでいる。テレビで紹介されていたとか。友人はくわしくて、坂本にすごい私邸があるそうだ。現場の人とその話をしばらくして、お堀ばたを歩いて、篠山城跡に出来た、大書院へ。



以前はこんな建物なかった。2003年に出来たというから、随分ここまで、来ていないことになる。



そろそろお腹が空いてきた。歴史美術館の前にある、酒蔵で、有料の聞き酒セット、おつまみ付きを。

昨日、無料の試飲を目的に、丹波社氏、酒造り記念館に行くと、そこでは飲めず、教えてくれた酒蔵のある酒屋さん。



 無料というのは、買ってもらうのが目的で、友人が、買わなくても良いですか、なんて最初に言ったものだから、ビニールコップの底を這うほどの料しか入れてもらえなかった。



 今日は、最初から、有料の590円を注文。酒蔵見学から、出て来た団体さんが、無料の試飲を、どんどん入れてもらって飲んでいる。その代わり、彼らは気が大きくなって、買いたくなる。

 私達は、吟醸、大吟醸、純米のお酒で、ほろ酔い。そのお後は、おうどん。
うどんやから出て、友人は袋に入れていた、柿が、潰れていることに気がついた。
私もバッグの中を探ると、やはり潰れて、服について。バッグの中にもべったり。食べる所ではない。捨てるまでの作業で、手もべたべた。



歴史館の仏教美術はほとんど、目に入らず。彼女は、昨日見ていたお菓子屋で、一杯、お餅のお菓子を買い込んで、ものすごく重たくなっている。私は、小さな栗の生菓子を2個買ったら、2個で300円かと間違って、一個300円で、600円だった。
あとは、栗納豆のようなものを買った。甘いもの好きの母に食べてもらう為。

友人と別れて、ホームに直行、母に栗の生菓子を一つ。冷蔵庫にもう一つ入っている。一口サイズの小さな饅頭。私は、ぐっと我慢。二つしかないのだもの。



土曜日、もう一度、丹波に行って、御神輿が見たいなと思っていたら、宅急便は来ない。昼から、造園屋さんが、順番で我が家の木々を手入れしてくれるというので、結局、出られなかった。ひどい庭だけど、最低のことだけはしておかないと。  

Posted by アッチャン at 18:55Comments(0)旅のグルメ

2010年10月11日

昼からワインを推奨の店、


  店の前


最近良く、と言っても、まだ2回だけれど、昼からワインを推進、というキャッチフレーズの、ワインレストランに通っている。
 
ランチタイムは、1200円のランチで、ワインを飲み放題と書いていた。
そんなのありえへん。
料理は、きっと不味いに違いない、と覚悟の上で入ってみたら、全然。
 ワインも、料理も、美味しくて、いける店。
5種盛りのタパスか、一品料理の2種類から選べる。スープと、バケット(有名店からのお取り寄せらしい)はお代わり自由、食後に、イリイのコーヒーまでついている。

最初に行った時には、若い女性のグループと、奥にカップル。1人で座っている若い女性と、女性2人。皆さん、良く飲む。ワインは、どんどん空いていく。



白と赤と、ワイン好きの私は、結構飲んでしまうのが、たまにきず。
ワインが入ると、いくらでもお腹に入るので、余分に食べ物も注文する。
これが、また、どれも凄く美味しいのです。
値段は安く、これだけ美味しい料理を出してくれる、その上、ワインはフリー。



日曜日はだめよ、じゅあなくて、日曜もオーケー。

酔えば、ヨーロッパの街角に居る気分。スペインのバル、そんな雰囲気。

昨日の日曜日も、吸い寄せられるように、その店に。
心配だな、満席じゃないかな。見つけた人は、絶対に、リピートするもの。

 オイルサーディン、自家製

空いていました。昼からワイン飲もうという人はそれほど多くないのかも。
今度は、外国人と日本人のビジネスマンらしい男達。女性の2人ずれが、断然多い。 5種盛りのタパスを注文している人が多い。これは本当に、値打ちあるですよ。

 追加に、注文した、ドライトマトとオリーブ、オイルサーディン、そしてデザート、どれも抜群の美味しさ。

店?教えられません。秘密のレストランだもん。探し当ててくださいね。

注文したデザート、デザートは、どれも550円くらい。

  

Posted by アッチャン at 10:42Comments(0)旅のグルメ

2010年10月10日

小沢さんを、告発した人達の公表は責務だ


 

 小沢さんが、検察の不起訴処分に、異議ありと、市民団体からの告発で、検察審査会に、送られるようになったが、告発した、市民団体が、どういう人達であったのかは、ベールに包まれたまま。
 JR.の脱線事故の場合を取り上げて、同じように、論じるのはおかしい。
被害者が、これではおかしい、と訴えた場合と、小沢さんの場合は、大違いで、国策としか考えられないようなやり方で、小沢さんをターゲットに小沢落としにかかった検察が、これではとても起訴できないと投げ出した。その決定を不服として、検察審査会に、告発した人達とは、一体どういう人達であったかを、真っ先に、公表すべきではないか。
 小沢さんを、強制起訴に持ち込めたのだから、告発したメンバーは、この結果に責任を持たねばならない。
 検察審査会に選ばれた市民は、今後、裁判になるので、彼らの名前と顔が、公表されるようになるが、一度目に、結果を出した人達も、公表されるべきだ、と思われる。

脅迫な犯罪者が、告発した人物を逆恨みして、脅迫におよぶという危険がある場合は、
告発者のプライバシーを守らねばならない、というケースも出てくるだろうが、
 政治家の、生命をも脅かし、人権侵害をもたらした、告発者達の公表を、要求するべきだし、公表されるべきだと思う。
 被害者は、小沢さんの方なのだから。  

Posted by アッチャン at 10:39Comments(0)コラム

2010年10月09日

松竹座『清と直美」公演

 

http://www.shochiku.co.jp/play/shochikuza/1010/

 10月の松竹座は、藤山直美祭り。今年も、去年に続き、前川清とのコンビでの公演とラブソングを披露しています。

 うっかりしてて、当日になって、チケットを予約していた日だということに気がつき、
 誘おうと思っていた友人に、電話をしましたら、彼女は、ジュリーの大フアンで、藤山直美が、ジュリーのフアンだったのに、前川清と仲良く、舞台に出ているのが、許せないらしいのです。

 その日は、彼女に先約があって、だめだったので、次に、去年一緒に行った、友人に電話すると、電話の応答がありません。で、携帯(ほとんど使わないのですが)に電話したら、運良く、彼女の声で、
「今、買い物して、家に帰る途中。聞いて見ないと。」 つまり、旦那様に伺ってからということです。
「急な話だから、1人で行っても良いのよ。」

 去年、彼女は、藤山直美の公演を見ているので、もういいわ、と言われそうだと思っていたのですが、難波までは、近いので、気軽に出て来てくれました。

 並び席はとれなくて、別々の席、幕間に交代することにして、私は、横側に有る席の一番前に。横からなので、見にくいのが嫌だったのですが、舞台に近くて、良く見える席でしたが、私は首が悪いので、長くいると負担がかかる感じ。
 
 松竹座に行く前に、コナミに道具を置いて、鞄を家軽くして行ったら、まだ炒りたての暖かい栗をどっさり手土産に持って来てくれていて、新ものでとても美味しいのだそう。

栗と言えば、父の大好物。毎年、父のゴルフ仲間が、箱入りの栗を、父に食べさせたくて持って来てくれていました。父が亡くなった年にも。
 ただ、ゴルフで、知り合っただけの人なのに、父がとても好きになり、会社にも良く、栗を届けてくれていました。

父がいれば、ぺろっと食べてしまうけれど、沢山あるので、友人に、半分持って帰ってというと、家にもあるそう。
暖かいうちにと、芝居が始まるまでに、彼女の手の平に乗せて、私もお腹が空いていたので、味見をすると、美味しい栗です。
父がもらっていた、栗も、難波の店に出しているもので、特別美味しい栗だったのですが、よく似た味が、口の中に広がって、父の香りがするよう。
父が生きていれば、母と2人で、来ていた、松竹座です。きっと栗を食べながら、観ていたことでしょう。

お芝居の方は、たいしたことなくて、ジュリーのフアンの友人は、来なくて良かったかも。直美が、ジュリーの歌を歌っていたから、耐えられないかも。

歌の最後は、清と直美のデュエットで「2人のラブソング」
友人は、明日は仕事に出ないといけないので、可哀想だけど、気分転換になったというので、まあ、良かった。栗まで散在させてしまって、申し訳ないけど。

父が言ってるかな。
「おい、お前、栗もうたんか。エビで鯛釣ったな。わしにも、食べさせてくれ。

お供えせずに、食べてしまった。

『生前に、好物を食べてあげるのが、供養になる」と言って、叔父さんの好きだった、餃子を食べながら、変な理屈を言っていた友人の話を思い出して、
これで供養が出来ているのだな、と勝手に納得しながら、帰りの電車の中でも、栗を食べ続けて帰って来ました。  

Posted by アッチャン at 12:43Comments(0)演劇

2010年10月08日

玉造にある割烹「ながほり」






http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270204/27000581/ ながほり


待望の「ながほり」という割烹の店に。場所が玉造という中途半端な場所にあるので、行きたいと思いつつ、足が遠かった。それに、いつも行くような、気軽な値段ではなさそうだったことも、足が向かない理由の一つ。
最近は、夜出る機会がないので、久しぶり。
 夕方までの時間、3時に、無料エステの予約が入っていたので、そのまま時間を潰すことに。
 2回目のエステで、90分と書いているけど、以前とやり方は同じ。前の人は力が強く、こんな風にするのか、と思っていたら、今度は、柔らかくて、エステシャンによって全く違う。
 勉強した所が違うかららしい。どっちがよいのか。
最後に化粧をしてくれた。鏡を見ると、真っ白。気持ちの悪い顔になっている。
これで普通だ、自然です、と言われ、顔を洗うわけにもいかず、そのまま、割烹「ながほり」に行くことになってしまった。
普段は、ほとんど化粧しないので、壁厚で、厚顔とはこのこと。
よく、皺が見えないように化粧をするとか、テレビで宣伝しているでしょ。


  
 『ながほり』という店は、以前は、長堀にあったので、そういう店の名前だった。玉造に引っ越した。
この店は、ミシュランの1つ星に指名されている。
 二階に、ながほり、と書いているだけで、地図がなければ、わかりにくい。
 カウンターと、奥にテーブル席が2席あるだけの、比較的小さな店、二階もあるのだろうか。
 カウンターの中で、働いている人達は、4人、厨房の中にもいるようなので、修行中の人が多いのだろう。



 しな書きを見せて、注文を最初に聞いておき、料理がを食べ終わると、次の料理を運んでくる。どれも高そう。
 サラダは、どれも1500円、その中で、安い、ジャガイモサラダを選んだら、まず最初に、じゃがいもが来た。
 隣の女性2人は、毛蟹の蒸し物を食べている。
造りは、盛り合わせを注文していた。
 いつもは、単品で注文するけど、この店の魚は、単品で頼むより、盛り合わせを頼んでいる人ばかりだ、ということが後でわかった。



なんと、うに一枚ついて、それぞれの刺身が大皿に二きれずつ、綺麗に並んでいる。
 高そうだ。うにを見ただけで、高いのがわかる。あわびは、暖かく焼いて、別に二きれ出て来た。

 これまでで一番美味しいうにだった。勿論他の魚も、うなるほど美味しい。

 あとの注文は、鰯の岩焼き600円、カマスの焼き物800円、レンコン焼き600円
と、品書きから安くて、美味しそうなものばかり頼んでいた。
鰯の岩石焼きは、つみれ風に、鰯を叩いて、丸くしたものを焼いているのだけど、これは、ものすごく美味しかった。

レンコンは、おそらく、レンジにかけた後で、焼いている。甘さが際立った、素材が良いので、美味しい。

割烹の質のほとんどは、素材で決まる。魚にしても、ピンからキリまで。その最上を仕入れて、職人の手で、最も美味しい方法で、出すか、それにつきる。

お酒が、主流で、基本は、冷や酒。ぬる燗に、どれでも出来ますと書いている。 酒屋がやっている、『山中』という店でも、冷や酒が基本で、お燗にもしてくれるという風になっていた。
 『山中』で、安いな、と思ったら、燗酒は、2倍の値段、100㏄の値段が書いている。『ながほり」は、山中の2倍近い値段。650円の酒だと、燗酒は、1300円ということになる。

 この店は、予約しているひとばかり。女性の1人客が入ってきた。
常連のようだ。
『今日は、鱧と松茸の鍋が目当て」。品書きを見ながら、造りの盛り合わせ、など、4品ほど注文している。
「まだ、食べられるから、後で頼むわ。」

『卵のいちじくソース」という言葉が聞こえた。いちじく、と聞くと食べたくなって、私も注文。
これは、デザートの様なカクテルだった。

女性は、食べることを楽しむ為に、気合いを入れて、来ている感じ。

 支払いは、1万5千円だった。 
 お酒は2合とビール一杯、あとは、ごらんのように、造りの盛り合わせをのぞけば、安いもの4品。 

 彼女は、2万円を今夜の食事代に、あてているようだ。2万くらいだと、決して高くはないだろう。
観劇に使うよりも、こちらの方が、美味しく、身につくので、楽しみ方は、様々。




 お腹がまだ、空いている。駅までに、オープンな店がめについた。
私の好きな、ベルギービールの看板が。
 ワインとチーズクッカー、アボガドとツナのバケット。赤ワインを飲んだ。



カウンターだけの店に、1人出来ている女性、サラリーマン風の男達。
ワインをたっぷりついでくれる。生ビールを飲んでいるサラリーマンが、
『写真を撮っても良いですよ。」と横から、声を出した。
「ながほり」では、撮影禁止だと言われて、料理もだめ。

 ノーベル賞を受賞した鈴木名誉教授だって、『特許を取らなかったから、世界中の人に使ってもらって、役に立ったのですよ。
 

「この店の方が、身体に合っている。こんな店あると良いね。」
『アーバンライフ」

帰り道、いろんな店があるのを発見。玉造、ちょっと足を伸ばせば、興味津々の店がある。 そういう発見出来たのも、元はと言えば、「ながほり」に来たから。
お金沢山あったら?
「ながほり」でグルメ、するよね。だって、美味しい。雰囲気も良い。

でも、だからといって、楽しめないわけじゅない。

ちなみに、ワインとベルギービールの店は、昼は酒屋さんです。道理で、安くて、大盤振る舞いしてくれる。料理好きの、夫婦のコラボなんでしょう。
  

Posted by アッチャン at 11:07Comments(0)旅のグルメ

2010年10月07日

 小沢さんへの暴言は、犯罪的


 

小池百合子議員は、かつて、新進党時代、小沢さんの近くにいた。自民党に鞍替えすると、小泉さんにすりより、重要閣僚にのし上がっって行った、策略家でもあり、情勢をくみ取り、保身の為に、有利に動く、女性議員だ。
その人が、かつての党首であった、小沢さんに、
「江藤淳さんが、『水沢に帰れ」と言った論文を今一度読んでいただきたい。」と進言した。
 小池さんが、小沢さんに、いたわりの気持ちで、そう言っているとは思えない。
江藤淳は、小沢さんを高く評価していた人。小沢さんへのバッシングがあまりにひどいので、しばらく、骨を休めて、次の機会に備えて、休んではどうか、という意味での、コラムを、逆手にとって、そのようなことを言っているのだとしたら、何と、冷徹な人だろうか。
 政治が小沢さんを楯に取って、無駄な時間を空費することを懸念しているのなら、
国会では、国民の為になる審議に集中するべきだ。
 
 議員辞職を勧めているつもりなら、そんなお節介は、自分に当てはめてみれば?
 お節介も良い所だ。そんな権利は、誰にもない。

民主党内部からも、静岡での参院選でもめた、牧野議員、露骨に小沢さんに議員辞職すべし、そうでなければ、離党などと。

朝日新聞以下、大手のメディアも、これらの発言を後押し。

これらの発言こそ、犯罪に値する。
検察審査会の市民は、自分達では、判断がつかないから、裁判所に委託しただけのこと。
 そうではない、正義が下ったのだ、と言うならば、起訴相当の理由が、感情によるもので、議決文を読めば、根拠理由が成り立たないし、法的に全くセンスのないものだと言っている。

それに加えて、頼もしい助っ人が、アドバイスをしている。

 作家の宮崎学さんは、「小沢さんへの、最後のアドバイス」というブログを書いている。

http://miyazakimanabu.com/2010/10/06/797/

くわすく読みたい方はホームページに

要約すれば、
1,ヤメ検を雇っているが、民間の弁護士に換えること。
2.議決文は、法的に間違っているので、差し戻し請求を出すこと

3若い人達の雇用促進と、貧富の差をなくすように、議員として働くこと

4,大手メディアに、名誉棄損で訴えること。小沢さんの政治生命をも、奪われかねない、報道は、検察のリークによって、行われて来たことは、暴かれるだろう。

5,小沢さんは、代表選で見せたような、元気でにこやかに、振る舞うべし。
 意見をどんどん述べるべし。

力強いメッセージだ。

先日も、鈴木さんが、収監前に、上杉隆の番組で、真相を語っていた。
国策で、叩くやり方、鈴木さんの場合は、乳癌で、放射線治療をしていた、秘書を逮捕、治療が受けられずに、1年後亡くなった。
石川議員の場合は、幼い子供が二人いる、女性を逮捕、周りをせめて、脅迫して、検察のストーリーに合わせた、供述を取るまで、許されない。
 小沢さんに、政権を取られることを恐れた、自民と検察が、しかけたもの。検察のリーク通りに動かされた、マスメディア。
 
 検察のリークがなければ、何故、小沢さんの事務所に、検察が入って行く以前に、カメラが、待っているのでしょうか。
たけしの、おもしろがった、映画俳優のような、かっこよい映像。

 小沢さんは、民主党政権をとれば、真っ先に、総理になっていた人、国を退廃させ、実力のある政治家を、持てあそんだ、国策に荷担した、大手メディアの犯罪的言動はゆるしておけない。冤罪を増発させるだけだ。

現在、逮捕されている、大阪地検の、副部長が、自分の取り調べに、全面可視化を要求している。おかしすぎる。

このこと事態、検察の取り調べが、いかに酷いもので、でっちあげが、日常茶飯事であることを証明している。

可視化法案は、参議院選のマニフェストで、官僚の手で消された。
 取り調べを、公平にしてほしい、と願うのは、誰も同じ。検察官が、取り調べを受けるとしたら、こうであってほしいと思うような取り調べが行えるように、可視化法案は、民主党政権の間に、通してほしい、  

Posted by アッチャン at 10:40Comments(0)コラム

2010年10月05日

検察審査会の在り方

 


 


検察が起訴に持ち込む時には、99パーセントの確率で、勝訴出来る場合だ、と元検事で、弁護士に転身している人達は、口を揃えて言っている。
 小沢さんの場合、とても起訴できないと検察がギブアップした。
マスコミは、こぞって、「限りなく黒に近い、グレーだ、という判断だ。」と報じた。
 検察の不起訴に、市民団体が告発した、というので、検察審議会にかけられることになった。
 検察審査会とは、一体どのようなものなのか?

 くじで、選ばれた、市民だという。どういう人物なのか、全く公表されない。
小沢さんの場合、二つの場所で、審査会があった。第7では、2007年の記載について審査され、結果は、『不起訴不当」だった。
 検察は、もう一度調べないしなさい、というもの。検察は、すでに、3度も小沢さんを、被疑者として、毎回4時間にもおよぶ尋問をした上に、不起訴とした問題、さらに4回目が、代表選の後で、行われた。
 この時には、第五審査会で、小沢さんを強制することが決定されていたということになる。9月14日に、決定していたのだから。

 強制起訴の、理由として、検察が、もっと熱心に、取り調べるべきなのに、その職務をおろそかにしているということが述べられている。
 つまりは、前田主任検事の事件が発覚したので、それが付け加えられたという格好。

 検察審査会、というのは、存在意義があるのか、と言うと、市民のチェック機能が働くという点にあるのだが、これまで、市民団体から告発された4件は、どれも、起訴相当として、裁判所に送られている。

 選ばれた市民の判断は、検察と弁護士からの説明によるものだけれど、これは、裁判とは、全く異質なもので、責任を、どちらに送るのか、『不起訴不当」なら、検察に、『起訴相当なら」裁判所に。
明らかに、潔白である、という判断は、出来るはずがないものなのだ。
 8人以上の人間が、賛成に廻れば、起訴に、中間ゾーンで、検察への差し戻し。
小沢さんは、検察に差し戻され、再び不起訴になり、2回目の審査会で、再び8人以上の人が賛成して、強制起訴が成立した。
一度目の二度目のメンバーが入れ替わった。こんなことをしても同じだ。

 裁判に選ばれた市民なら、重責を果たさなければならない。裁判所に出廷して、罪の判定をしなければならない。顔も出る。好むと好まざるとにかかわらず、責任を負う立場に立たされる。

 検察審査会で、ひっぱり出される市民は、お膳立てされた説明によって、それぞれの意見を求められるだけのもの。決まられないから、どちらかに、依存するようになる。
その結果、11人中、8人の賛成があるのは、当たり前の話。

 このような市民目線で、小沢さんのような、国を担うほどの人が、政局の道具として、扱われることに、納得がいかない。
 政治は、政治家としての命だ。その命を、軽々しく、扱ってしまう、検察審査会というものが、これで良いとはどうしても言えない。
 男性5人、女性6人、平均年齢、30才というのが、唯一公表された市民検査員。
 二回目の審査会は、裁判にかけるのか、これで、この問題にピリオドを打つのか、の判断を迫られる。責任をゆだねる道は、裁判所しかない。
 
 あなただって、こんな状況に経てば、そうならざると得ないでしょう。裁判官ではないのだから。

 検察審査会は、検察が冤罪を作り上げるのを抑え、チェックするためには、効果的な市民権であるが、検察が不起訴にしたものを、テェックする場合は、裁判所に送られる。

『推定無罪」の原則が、無視されて、

裁判を待たずして、人民裁判にかけられる危険性がある。法とは別の「アウトロー」を支援することにもなりかねない危険性をはらんでいる  

Posted by アッチャン at 10:31Comments(0)日々の事

2010年10月05日

小沢さん、強制起訴

 


 以前のブログを書き終わって、すぐに、小沢さんは、強制起訴されることになったという記事を見た。
検察審査会が、この決定をしたのは、9月14日、代表選の当日だった。この決定が、それほど前にされていたのに、今日になって、公表されたは?という疑問が残る。

 しかも、この決定以後に、前田主任検事の証拠かいざんが、朝日新聞のスクープで、公表、その日のうちに、前田検事が逮捕された。検察は、すでに承知していて、なんの裏付けもなく、前田検事を逮捕している。

 検察も地に落ちたものなら、くじで選ばれた市民も、自ら、判断する能力が全くない。疑わしい所があるのだから、裁判にゆだねて、白黒つけてくださいという結論になる。

 市民団体の告発によるもので、検察審査会にかけられたのだが、市民団体の実態がなんであったかはわからない。市民団体と言っても、街宣車で、小沢さんを、汚沢と書き、顔に、殺という字を書いていた、右翼団体かもしれない。小沢さんを敵対視する団体だろう。

 検察視審査会に、選ばれた市民は、くじで決まった、11人、男性5人、女性6人、30才平均の若人達。町の声を聞くと、若い人達は、裁判にかかるのは当然です、と答えている。

かりに、もしも、私が選ばれて、審査するとしても、白か黒か、定かではないし、自分で、判断出来るほどの、責任のある知識を持っていない以上、どの件に関しても、決定出来ないので、一応、裁判に持ち込むしかないのじゃないのかな。それほど、この審査会というのは、信頼性に欠けるものなのだ。その程度の判断で、小沢さんは被告人になった。

 無実だから、堂々と戦うと言う小沢さん。野党は、解散に持ち込むかっこうの機会を得た。前田主任検事の問題で、陰を潜めていたが、菅政権を脅かす、材料を得たわけだ。

 この先、小沢さんは、政治生命をも、脅かされる。離党勧告、議員辞職すべし、などと、民主党の小沢批判をしてきた議員からは、追い風が吹いたように。


 こういう風に、人が人を訴追し、追い込んで、叩きのめしていくことで、自分の首も絞めていくのだ。

 日本は、負のスパイラルに、益々陥って行くような、恐怖。  

Posted by アッチャン at 00:40Comments(0)コラム

2010年10月04日

検察審査会が、今日にも議決


 




 検察審査会の、2回目の議決が、今日中にでも出る見通しだ、というニュースに、ドキドキ。

別に私の話でも、身内に話しでもないけれど、胸が痛んで、興奮気味。

 小沢さんも、秘書も、無実であるのに、どんと構えているのが、普通なのに、

 これほどまでに、虐められた苦く、長い道のりを思えば、どんな結論が出るのか、予測して、期待すべきではない、というので、胸が痛むのだ。

 、検察審査会のメンバーが、10月末に入れ替わるので、そのころに、議決されるはずであったが、検察が、水谷建設からの裏金が、購入資金に入っていた、というのが、争いの焦点になっているが、
 この証言が、検察の操作で、作られたものであり、石川元議員も、大久保秘書も、全面的に、無実を訴えて戦う。

 小沢さんへの疑惑が、今日にも、出るという、審査会の結論で、完全に払拭されることを願ってやまない。


 話は、全く違うのだけど、昨夜、NHKのハイビジョンで、ジュリーの歌を、じっくり聞いた。

 ジュリーの大フアンで、おっかけしている友人は、胸ときめかせていたことでしょう。

 懐かしい歌の数々を聞き、一生懸命、重い身体を動かしている姿を見ていると、戦って来た人の、何とも言えない魅力が、熱心なフアンでもない、私にも伝わって来る。

 真面目さとひたむきさ。

 最後に、歌った、『ロング、グッドバイ」岸部さんとジュリーの合作の詩、言葉が素晴らしい。

 長く会っていない、親友だった、大切な友、東京のどこかで生活している、友に、語りかけるジュリーの、
表情が、自然で、率直で、とても良かった。
   

Posted by アッチャン at 16:16Comments(0)日々の事

2010年10月03日

検察とメディアの在り方



  

松本サリン事件で、犯人扱いされた、河野さんが、9月14日付けの日刊現代でインタビューに答えた、コメントです。

「私が恐ろしいと思ったのは当時、メディアが私に潔白を証明しろ、と迫ってきたことです。彼らにとって、捜査機関は絶対である。間違えるわけがない。それが違うと言うなら、自分で示せ、と。容疑者が真犯人かどうか、立証責任は捜査機関や検察にあるのに、通じない。
 そして、松本サリン事件とまったく同じ構図なのが、小沢さんの政治と金の問題だと思います。
 小沢さんは検察が本人を何度も事情聴取し、事務所や関係先も徹底的に家宅捜索した結果、不起訴になった。それなのに、メディアは「おまえは疑われているのだから、自分で疑いを晴らせ」と迫るのです。これは恐ろしいことです。
 村木さんと違って、小沢さんは逮捕もされていないんですよ。それなのに、何年間も犯人扱いされ、説明責任を求められる。捜査当局=権力者の間違いを監視し、チェックするべき報道機関が、捜査当局のお先棒を担ぎ、法治国家を否定するようなことをする 」

逮捕された、大阪地検の前田主任検事は、去年の3月、小沢さんの公設秘書、大久保さんを逮捕して、5日目から、大久保さんの取り調べを行い、調書を作り、起訴した。 前田検事は、陸山会事件で、小沢さんの赤坂にある、個人事務所に押し入り、陣頭指揮をして、証拠書類などを、持ち帰った人物だ。

 小沢さんの事件は、当時は、自民党政権下で、麻生政権の、法務大臣が、自ら指示したものであることを、会合の席で、財界人に発言している。
自民党は、あらゆる手を使って、民主党政権を阻止しようとした。

元参議員で小沢さんの盟友、平野さんが、2010年、5月22日付けのジャーナルで述べている。以下引用

 「私は森英介元法務大臣と昵懇で、時々会食していた。昨年3月西松事件で小沢事務所の大久保秘書が逮捕された問題について、〝あれは私が指示した事件だ〟と、現職の法務大臣からの直接の話を聞いた。こんなことが許されてよいのか、と驚いた」
 A氏は私にこの情報を伝えるにあたって、悩んだ末のことだと思う。経済人としての立場もあり、私は実名を明らかにするつもりはない。私があえてこの情報を世の中に明らかにするのは、A氏の説明を聞いて私が「なるほど、さもありなん」と、私自身が森法相(当時)から直接に、それに関連する指摘を受けていたからである。
 平成21年3月1日(日)、大久保秘書逮捕(3月3日)の前々日、私は千葉市で森法相と会う機会があった。千葉知事選挙の吉田平候補者の出陣式の行事の席だった。堂本知事(当時)に、私に関して聞くに堪えない中傷・誹謗の発言をしたことを、明確に記憶している。「堂本知事さん、この平野という人物は平成になって日本の政治を混乱させた人で、小沢一郎も問題があり悪人だが、この人が小沢さんよりもっと悪人なんですよ」
 この森法相の発言は、私にとって心に刺した棘のようになっていた。3日の大久保秘書逮捕の後、それとの関連について考えてみたが、直接につながる材料がなかった。私も強制捜査の対象になっていたことは、元特捜部長などの言動から後になって知ったものだ。

この文章は、愛川欣やの『パック、イン、ジャーナル」『朝までテレビ」に出演した時にも、同じ言葉で、何度も聞いているので、事実であると思う。

前田検事が逮捕され、上層部にも、報告されていて、「大丈夫です。」と言った意味は、『大丈夫、このままやれます。勝ってみせます。明るみに出さないで行ける。」という意味らしい。
『検察があぶない」と批判して来た、もと検察菅の郷原弁護士が言っています。
郷原さんのツイッターがありますので、紹介させていただきます。

http://twitter.com/nobuogohara


、朝日ニュースターの『ニュースの深層」を担当している上杉隆さんは、常々、記者クラブのあり方を批判して、記者会見の公開を要求してきた人ですが、記者クラブは、密室で得た情報を、なんの検証も、批判もせずに、検察からのリーク記事を、ただ流していただけだった、メディアのあり方に問題があると言う。
 


朝日が、今回、前田主任検事の、証拠改ざん事件をスクープした事で、日本に、ジャーナリズムが、まだ辛うじて存在していることが証明された。
政府から謝礼や飲み食いなどの接待を受けていなかったのは、朝日新聞の記者と、ジャーナリストでは、田原総一郎だけだったとか。
アメリカでは、コーヒー一杯ご馳走されても、問題になる。中立、自由な立場で、報道をする事が出来なくなるから。

 えん罪を作らせないために、取り調べの可視化を、今声をあげて、報道しなければならない時なのに、地上波のテレビで、その声は薄い。
国民の一人一人の、人権にかかわる大切な問題を、何故、メディアは、大きく取り上げることが出来ないのか?
冤罪は、これまで、特捜検察という「なんでもやれる権力」によって、政府も絡んで、作られる目的で、作られて来た。権力闘争の一部になり、都合の悪い人間を、叩きつぶす手段にもなってきたことを、国民は信じないでいる。メディアは、その片棒を担いできた。今も続いている。




  

Posted by アッチャン at 11:23Comments(0)日々の事

2010年10月01日

ダイエットには、ご用心



 

 頸椎が痛くなった。私の持病で、頸椎の5番めだか、その辺りの骨と骨の間が狭くなっていて、以前に、歩けないほど痛くなった時には、MRIを取った医者に、ヘルニアが出ていたことを、後で知らされた。このまま、ほっておけば、またあの悪夢のような痛さが、と恐ろしくなり、MRIを、その場で取ってくれる医者に行った。
 頸椎の歴史は古い。
小林の整形外科に通っていた頃、20年以上前のことだが、10年か、15年先になれば、手術しないといけなくなりますよ、と爆弾を落とされた。
その後、別の整形に。レントゲンを撮る度に、頸椎が狭くなっていることを指摘され、同じようなことを言われた。

ところが、脳外科の名医だと定評のある、医者が、MRIを取って、画像を見ながら、心配するほどのおとはないですよ、大丈夫です、と言うので、あれ、嬉しやと安心していたら、2年ほど経ってから、肩から、頸椎に来て、病院に駆け込んだ時には、受付で、順番が待てないほど痛くて、「まだですか。もう我慢出来ません。」と叫んだほど。
 ヘルニアが出ていたことを知らされた。それ以来、ヘルニア恐怖症が続いていた。首を動かさないように、真っ直ぐに、姿勢良く。痛みを誘発させた、水泳はやめて、水中を歩くだけにしていた。

血液検査で、脂肪肝だと言われて、お酒を控えて、甘いものをやめ、食べる量を制限していたら、別に、努力を要したわけでもなく、体重がどんどん落ちた。
7キロ近く、ダイエット。スマートになって、喜んでいたら、顔に皺が目立つようになり、二の腕は、ぶらぶら。
 ぎょっとしたのは、お尻だ。え、ぶらさがってんじゃないの?
うろたえた。ヒップをあげるために、後ろに足を蹴り、ビート板で、バタバタ。これは結構来る。水中を歩いているのは、楽ちんで、運動になっていないことがよくわかる。しわ伸ばしに、顔を叩き、腕の運動、足の運動、お尻の運動、ダイエットも楽じゃない。

ところが、先日、急に涼しくなった。
首が動かすと痛い。へルニアが出る前に、と医者に行き、早速MRIを取ってもらった。
やはり、5,6番目が狭いが、ヘルニアというようなものではない、と言われた。
むしろ、肩こりとか、筋肉痛でしょう。

7キロダイエットしたことを話すと、医者は、
「え、それは凄い。本を書けますよ。一体、いつ頃から始めたのですか。」問われて
6月に脂肪肝と中性脂肪、アルコール性肝炎だと言われたことなど、説明した。

 『筋肉トレーニングをしながら、ダイエットしないで、食べ物だけで痩せると、筋肉が落ちて、それが、肩凝りや腰いた、首の原因になるのですよ。」

 「頸椎も悪いのですが、ぎっくり腰になって、自力で運動をして治したのですが、歩くだけならだめですか。
『首の悪い人は、腰も悪いのですよ。腹筋が良いです。
『腹筋は、私、一番嫌いで、苦手なんです。首に負担がかかるし。水泳も首に負担がかかるので。」と言と、医者は、やり方を伝授して、これなら楽に、どこでもやれます。そして、
『神経というのは、それほど柔じゃないですよ。水泳したくらいで、どうこういうことはないです。

診断の結果は、、ダイエットで、筋肉がなくなり、それで頸椎が痛くなった。肩凝りが激しいから、筋肉を和らげ、血管を広げる薬をくれた。夜は安眠、リラックス出来る薬と。

 医者は言う。
「ふっくらしているくらいのほうが、良いですよ。」
大きなお世話なんだけど、ダイエットには、ご用心。

医者は、筋肉隆々、越え気味の、しかし、顔色が悪い男である。酒だな、肝臓だな。  

Posted by アッチャン at 13:38Comments(0)日々の事