2008年01月30日

赤穂ハイツ

 
 
 赤穂ハイツ夕暮れの赤穂ハイツ

「 県立いこいの家」という公共の宿が、県内に4箇所ある。「赤穂ハイツ」もその一つだ。
設備は、民間のものよりも良く、お金をふんだんにかけた様子が伺える。料理も美味しい。
電話で予約を入れると、山側の部屋だけが残っていた。3つの団体予約があるので、
海側の景色の良い部屋は全て詰まっていいた。着いたのは夕食時だったので、
お風呂は空いているだろうと思ったら、お風呂に入りに来る客で混んでいた。アルカリ水を使った『軟太郎風呂」は、
単純温泉と同様の効果があるらしい。大きな浴槽と、赤外線サウナ、マッサージ風呂があって、清潔でお湯も綺麗だ。
  赤穂ハイツふぐ鍋 赤穂ハイツ 赤穂ハイツ 赤穂ハイツ  赤穂ハイツ   赤穂ハイツ赤穂ハイツ
 

 夕食は新鮮なさしみを始め、どれも美味しく、牡蛎はなかったが、充分満足出来た。洋室の部屋は広くて、
バストイレ付き、トイレは全て洗浄器付き。鳥羽で泊まった旅館よりもずっと高級感があり、設備も充実している。
バリアフリーになっているので、お年寄りにも優しい。部屋には一品料理のメニューがあり、
部屋にも持ってきてもらえるよう。どれも安い。公共だから、採算度外視で、サービスに徹しているようだ。


赤穂ハイツ 赤穂ハイツ  赤穂ハイツ 赤穂ハイツから日の出を望む

 部屋に、日の出の時間が書いてあった。日の出に合わせて、ベランダに出た。寒さに手が凍える。
写真を写しては中に入り、また外に出て行く。海側の部屋から、時間と共に、変化していく様子が楽しめるだろう。
山側の部屋は4室だけで、殆どが海に面している。海に突き出た、最高の立地条件の場所に建っている。
電話に出た人が、「あいにく、、、」と断りを入れたはずだ。


赤穂ハイツ 旧坂越浦会所赤穂ハイツ 昼寝の間

 近くにある坂越という町に初めて訪れた。歴史は1300年前にさかのぼる。
旧坂越浦会所は400年前に建てられ、お殿様が二階で休まれた部屋がある。
そこからの眺めが素晴らしいということなので、上がってみると、信号機がじゅまをして、風情は半減している。お殿様の宿泊は、奥籐酒造の屋敷だった。酒蔵は、資料館になっている。
季節が良いとゆっくり見ることが出来るが、寒いのでざっと見て、酒屋の直売所を覗くと、先客が沢山酒を買っていた。今はしぼりたてのシーズンで、毎年この頃に神戸から買いに来るのだという。進物にすると、美味しいからと喜ばれるそうだ。
試飲をさせてもらうと、確かに美味しい。大石のしぼりたてと、濁り酒を買った。

 赤穂ハイツ  赤穂ハイツ酒蔵


 酒蔵の隣は神社で、その隣に旧奥藤銀行がある。そこは「坂越まち並舘」として使われていて、
今は坂越の「町並み版画展」を開催中。坂道に、昔風の家が並んで、桜の季節に訪れるといいだろう。

 赤穂ハイツ坂越の町並(版画)赤穂ハイツ同じ風景


 牡蛎を食べて帰ろうと、「しおさい市場」に行くと、車を停める場所がなかった。
土日には、沢山の人がやってくるらしい。焼牡蛎の食べ放題と、新鮮な牡蛎や魚の直売所になっている。
相生に来ていながら、牡蛎を食べないで帰るというのも心残りだ。
 近くにある、牡蛎の直売所に行ってみた。数人が、牡蛎を焼ながら食べていた。
そこは、牡蛎をキロで買い、自分たちで焼ながら食べる所だという。もうすでに網は囲まれ、入る余裕がない。
 「牡蛎のつくだに」の試食が置いてある。口一杯に牡蛎の香りが広がって、美味しい。
それを買って、防波堤から、寒さに身動きしない鴨の群れを写真に収めた。

 赤穂ハイツあんこ 赤穂ハイツ


 帰ってみると、「牡蛎のつくだに」がない。 置き忘れて来たようだ。

 










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Posted by アッチャン at 13:28│Comments(0)旅のグルメ
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