2009年04月07日
マラソンに出会った
朝8時20分にアパートを出て、ルーブル美術館に行く。地下から入られるルートがあるのに、また地上にしかでられない。けれど、そのおかげで、マラソンに出くわした。
ルーブル美術館前の沿道には、応援をする人が沢山いて、スイスの羊を追うベルを鳴らしながら声援を送る人や、大きな声をあげたり、太鼓の音も聞こえて来て賑やか。
コースに参加している人はもの凄く多い。雪崩のように走り去っていく。速度が早いのにびっくり。中には、凝った衣装に身を包
み、あるいは、ほとんど全裸の状態で走って行く。、一瞬なので、後を追う人の軍勢に押されて、写真が撮れない。
これは有名なマラソンに違いないと思いながら、しばらく圧倒されて見ていた。走っている人の嬉しそうな表情、まだ走り始めたばかりのようだ。出発点は、すぐ近くのチュルリー公園あたりでは?それとも凱旋門?歓喜に踊る表情。
ルーブル美術館の前には、それでも結構沢山の人が並んで待っている。昨日からひどいドライアイが、ますますひどくなって、目薬を入れながら、がんばっていた。モナリザの前に張られたロープは、去年よりもさらに遠くになり、以前のように、順次歩いて、モナリザの前を通っていくようなルートはなくなっていた。
大回廊に、レオナルド、ダビンチの絵画が6枚ほども並んでいる。それだけでも圧巻というべきなのに、ルーブルの所蔵絵画は、桁はずれてすごい。回廊にはいる以前、ニケの像を見て、次に、私の大好きな、ボッティチェリーのフレスコ画のおおきなのが二枚、そして入ると、有名な「カナの結婚」の巨大な絵画が迎えてくれる。フランス絵画では、「ナポレオンの戴冠式」、ルーブルは、来るたびに、初めて見るような錯覚に襲われる作品がいくつもある。大きすぎて、隅々まで見ていないから。 1時間半もいると疲れが出る。あとは、フェルメールでも見て帰ろうかと、リシリュー館に入ったつもりが、エスカレーターをいくつか乗って、出口に出てしまった。いつもなら、もう一度並び直そうかと思うが、あまりの人、目が痛すぎるので、一旦、このままアパートに帰ることにした。
Posted by アッチャン at 18:18│Comments(0)
│パリにて