2012年10月13日

秋の味覚「丹波篠山」

   

 秋の味覚を求めて、丹波に行きました。
宿は、いつもの、新丹波荘、丹波口から、篠山営業所行きに乗って、東岡屋というバス停から、歩いて15分くらい、山を登っていった所にある、ホテルです。
 テニスコートがあって、夜、若い人達がライトの下で、テニスをしていました。
 ここを訪れる客は、ほとんのが車利用で、私達のように、電車とバスを利用してやってくる客は、珍しい。
 丹波の味祭りが開催中ですが、土日になるので、平日は、靜かなはずなのですが、町の中心に出ると、人通りが多く、この近辺に泊まっているのか、バスで日帰りの団体客なのでしょうか。


 2年前に、行かなかった、河原町商家郡、まで、丹波口からバスで。
この通りに、確か、美味しい箱寿司の店があるはず、だったのですが、見当たりません。イタリアンの店があって、友人はそこに入っても良いと言うので、中に入ると、人通りはないのに、満席。観光案内にでも載っているのでしょうか。
 美味しそうで、ビュッフェススタイルになっていて、ピッツアランチ。随分時間がかると言われて、やめました。



 箱寿司の店、この通りでなかったのだったら、とお堀の方に歩いて行くと、一軒、箱寿司の店があって、客が沢山入っているのですが、ここではない。
 買い物にと、キャリーバックを持ってきたので、ごろごろ音をたてながら、箱寿司の店を探して、歩き回りあしたが、ついに見つからず。


 以前に、休んでいた、「一休」という、十割蕎麦の店に。この店は、美味しい店といえば、と、教えてもらった店。
 面のベンチに座っている人達が見える。私達は14番目。でも今日は空いているほうだとか。
 疲れ切って、歩く元気もなく、待つことに。


 こういうときは、女通し、話をしていると、時間が過ぎていく。
 やっと番が来て、座敷に通された。掘りごたつのように、テーブルに足を入れるようになっていて、部屋の周りの壁に、やり矢弓、十手などがずらりとかけてある。
 部屋から庭の自然な景色も、ゆったりとした気分。


 時間はすでに、2時を過ぎている。そばが出てくるまで待つのも長い。
 一休定食は、一人前しかなくて、私は重いけど、天ぷら定食に。定食は、他に、鴨、ゆば、など。それも1800円。
 休んでお腹もおおきくなり、お腹を空かせないと、と宿まで歩いて行った。


 テレビを見ながら、ずっとしゃべっていて、お風呂に入ると、日帰りで、このお風呂を利している客が、今度は、しゃべり出した。
 毎晩来ているとか。田舎の実家の話らしい。



 長風呂しても、お腹が空いていない。
  お酒が入ると、食欲が出てきて、皆残さず食べてしまった。
 この宿の味は悪くない。



 翌朝の朝食には、ガナジュースとコーヒーがセルフサービスで出るので、コーヒー好きの私には嬉しいサービス。
 二人は会員になっているので、宿のチェックアウトが、11時まで。
 2年前に来た時にも、歩いた道をまた。武家屋敷郡を歩いて、御堀端に出た。ここからは、昨日の、商家郡まで、そう遠くない。


 もう一度行ってみることに。
 昨日の、箱寿司の店でも、と行ってみたら、休みだった。 そこから、商家郡に入って行った。イタリアンの店にでも、と。
 すると、イタリアンの店の奥に、箱寿司の店の暖簾が。


 ここなのよ。昨日は休みだった。
 鯛の箱寿司、外から見ると、いかにも高そうな店なのだけど、鯛の箱寿司が、1100円。という安さ。
 鯛の昆布占めの上に、甘辛いたれが乗っていて、丹波米が美味しくて、ぺろりと食べてしまう。お土産にも出来る。
 私は、巻き寿司を持って帰ることにした。
 

 キャリーがあるので、道行く度に、興味のある店があれば、そこで買い物をする。
 天然酵母のパン屋さん。中に入ると、どれも半端な値段でなく、高い。
 トーストを買ったら、一山500円くらい。




10時間かけて、発酵させるとか。
 そこから、栗饅頭の店で、栗のどら焼きと、くり饅頭をひとつづ。
 栗ようかんが今だけの商品で、売っている。
次に、酒屋に入って、一本10800円、というお酒の瓶詰め500入りを2本買った。
 向かいに、「元祖黒豆パン」と書いているケーキ屋さんがあって、そこに入った。
 なんとここは安いこと。栗パンと黒豆パンを買った。、ケーキも美味しそう。
 友人は、栗の袋を3つ、余分に買っていた。
 黒枝豆は、袋入りの小さいのに。もう入らないもの。



 丹波の秋を満喫した、小旅行、楽しかった。
 夕食に買って来た、巻き寿司も、あまり美味しくて、最後の一切れを食べるのが惜しいくらい。
 
   

Posted by アッチャン at 08:31Comments(0)旅のグルメ