2012年10月29日

京都、鰻屋「かね正」とエルミタージュ美術館展

 


    


 京都市美術館で開催中の「エルミタージュ美術館展」に行きました。
 友人達が行くに、便乗して、京都の南座の前で待ち合わせ。
  昼食に、鰻屋さんの、安い店を紹介かたがた。
 河原町には、鰻の名店が、二軒あるのですが、どちらも、3千円くらいはかかるので、 一緒に行く人の、ランチとしての価値観を考慮して、案内した店は、食べログで、人気の高い「かね正」といううなぎの専門店。

 11時半の開店時に行ったのに、もう中に2組入っています。
 ネットで紹介されていた、「錦糸」を注文。これは1500円です。



 以前に南座に来たときに、友人と入った店ですが、その時は、外で立って待たねばならず、注文したのは、普通の「うなぎ丼」で値段も1300円。
 こんがりと焼いたうなぎで、梅の井や、松屋、のように、柔らかくないので、ちょっと、と思ったのですが、今回の友人達は、ぱりっと焼いた、大阪風の歯切れの良いうなぎがすきだとのことで、好評でした。
 11時半に入って、長々と待つこと、30分以上。
 どんなに料理に手間暇かけているのかしら、と思わず笑ってしまうほど、悠長な店ですが、先に入っている人達も、皆、じっと辛抱強く待っています。
  



 待ったかいは大ありで、錦糸卵を作るのに、時間かかるわ、というぐらいに、綺麗に、しかも一杯乗っていて、卵3個分あるのではないかとも思われて。
 うなぎは小さく切って、ひつまぶしのような感じですが、丼に一杯あって、大食漢の私でも、お腹が一杯になったほど。
  確かに、この店は、美味しい。

後から来た客は、すでに、外で待たされるくらい、小さな店なのに、時間のかかりよう。食べる方は、簡単な丼なので、そう時間はかからない。

 これから、ここは外さなくなりそうだけど、時間を選ぶのは問題だ。



 エルミタージュ美術館。
 入場料は1500円。 ガイドを借りるというので、私も。
いつもなら、ガイド借りないで、そばにある解説を読むのだけど、一緒に、となると、1人で、ゆっくり気にしないで、絵画を鑑賞する時間はないだろう、と思って。

 館内は、80店余りの展示で、他の人とペースを合わせて観たら、1時間もかからなかった。二人は、腰掛けて待っているから、ゆっくり観て来て、と言ってくれたけど、そうそう、自分のペースというわけにもいかないので、もう一度まわってくるね、と言って、 観たいものだけ。



 ボナールの絵画と、マチスの絵が、とても良かった。シスレーに、小さな、アンリ、ルソーの絵画も。
印象派の絵画は、しばらく観ていなかった、慣れ親しんだ絵画に再び出会うようで、ほっとした、安らぎを感じる。
 中でも、ボナールの色彩は、早春を描いていて、素晴らしいと思い、いつまで観ていてもあきない。

 「マチスは嫌い」と言われると、なんだか、がっくり。
 「肖像画しかわからない。」と言われると、さらに、がっくり。




 河原町まで、歩いて帰る道すがら、二人は、歩き疲れて、甘い物、パフェが食べたいと言う。
 パフェの看板が出ている店に入って、私はコーヒーですますつもりだったけど、二人がパフェ食べていたら、ほしくなるかな、と思って、同じ物を注文。
  女友達は、甘い物がお好き。



 食べて見ると、美味しい。美味しいけれど、すごいボリウム。
   
  

Posted by アッチャン at 12:18Comments(0)旅のグルメ